スパム処理オプション

スパム確率を計算するメカニズムおよび確率のしきい値に関連するアクションは、「スパム検出をチューニングする」セクションで説明されています。

  • Tag and Deliver」(タグを付けて配信する (件名)):通常、メッセージのスパム確率がある一定の 「しきい値」 以上になると、エンドユーザーに配信されるメッセージの「Subject」(件名) ヘッダを変更します。たとえば、デフォルトポリシーでは、メッセージのスパム確率が 50% を上回る場合、「Subject」(件名) ヘッダが変更されます。ユーザーは、修正された件名に基づいてメールクライアント内でフィルタリングを実行可能で、「管理者レファレンス」内の「エンドユーザー管理」で説明されています。
  • Silently Tag and Deliver」(タグを付けて配信する (X ヘッダ)):スパム確率およびメッセージに適用されたスパム検出ルールを記録したカスタムメッセージヘッダが追加されます。デフォルトのポリシー設定では、X-PerlMx-Spam ヘッダがすべてのメッセージにスパム確率と共に追加されます。カスタムヘッダは、ほとんどのクライアントメールプログラムでは見ることができません。
  • Quarantine」(隔離):スパム確率が指定したパーセンテージを上回るメッセージを隔離し、管理者は隔離されたメッセージを閲覧できます。前述のオプション機能と連動して使用できます。デフォルトでは、確率が 50% 以上の場合、そのメッセージは PureMessage ポリシーによって、隔離ディレクトリへコピーされるよう設定されています。
  • Quarantine and Digest」(隔離およびダイジェスト通知):スパム確率が一定の値を超えたメッセージを隔離ディレクトリに移動します。隔離ダイジェストメールで、ユーザーにどのメッセージが隔離されたかを通知します。