ワイルドカードの使用法

以下のセクションでは、ワイルドカードを使ってリストとマップの電子メールアドレスやホスト名を照合する方法を説明します。

電子メールアドレスを照合する

  • example.com は、「example.com」というドメイン名で終わるすべてのアドレスと一致します (foo@example.com、foo@foo.example.com など)。
  • @example.com は、ドメイン部分が「example.com」と全く同じすべてのアドレスと一致します。
  • dev-**@ は、文字列「dev-」で始まるすべてのアドレスと一致します。
  • foo@perl.* は、ローカル部分が「foo」、ドメイン名が 2レベルで、最初のレベルが「perl」のすべてのアドレスと一致します (foo@perl.com、foo@perl.org など)。
  • foo@perl.** は、ローカル部分が「foo」、ドメイン名が 2レベル以上で、最初のレベルが「perl」のすべてのアドレスと一致します(foo@perl.com、foo@perl.domain.com など)。

ホスト名と IP アドレスを照合する

IP Blocking Exceptions や Trusted Relays などのリストは、ドメイン名ではなく IP アドレスのみを受け入れます。
  • 127.0.0.1 は、これと全く同じ IP アドレスと一致します。
  • 10.10.10.0/24 は、10.10.10.0 ネットワークの任意のアドレスと一致します。
  • example.com は、「example.com」自体と、example.com ドメインの任意のホスト名と一致します。「notexample.com」や「example.com.org」とは一致しません。
  • **.example.com は、example.com ドメインの任意のホスト名と一致しますが、「example.com」自体とは一致しません。
  • .example.com は、example.com ドメインの任意のホスト名と一致しますが、「example.com」自体とは一致しません。
  • *.example.com は、「foo.example.com」などのホストと一致しますが、「foo.bar.example.com」のような複数レベルの名前とは一致しません。
  • @example.com は、「example.com」のホストとだけ一致し、サブドメインとは一致しません。

リストに項目を追加するには、「リストを編集する」をご覧ください。アドレスマップに項目を追加するには、「マップを編集する」をご覧ください。