「Reports」(レポート) タブ

Reports」(レポート) タブでは、 PureMessage のパフォーマンス、動作、メッセージ処理の統計などをグラフや表で表示した、さまざまなレポートの生成と参照が可能です。レポートは CSV 形式でエクスポートしたり、自動生成をスケジュール設定して、特定の受信者に送信するように設定できます。

これらのレポート機能を使用するには、PostgreSQL データベースが有効になっている必要があります。複数のプログラムを使用して、最初に使用する前に特定のデータベーステーブルに数値を追加します。その他にも、PureMessage ログファイルからレポートデータを読み込み、PostgreSQL データベースにデータを保存するプログラムもあります。

通常の操作でデータベース接続が使用できなくなった場合、OS の稼働状態を示すデータと隔離データに関連するレポートのみが影響を受けます。データベース接続が再度復旧すると、その他のレポートにもシステム情報が反映されます。

Reports:Summary」(レポート: サマリ) (デフォルト) ページには、以下の 3つの主要な PureMessage レポートが表示されます。

  • Top Spam Relays」(最多スパムリレー):スパムメッセージを最も多く送ってきているリレーを示します。
  • Message Categories」(メッセージカテゴリ):スパム、ウイルス、またはその他 (ウイルスまたはスパムではない) として検出されたメッセージ数を示します。PureMessage では、1つのメッセージがスパムと同時にウイルスを含んでいる場合、そのメッセージはウイルスの合計数の方にのみカウントされます。デフォルトでは、スパム確率が 50% 以上の場合、そのメッセージはスパムと見なされます。
  • Quarantine」(隔離):ローカルと中央の隔離ディレクトリの現在のサイズ (キロバイト) で示します。また、追加されたメッセージの概要情報が示され、隔離ディレクトリの増加率を把握できます。

Summary」(サマリ情報) ページのレポートをアップデートするには、サイドバーの「Reports Summary」(レポートサマリ) をクリックします。また、このリンクを使用して「Reports」(レポート) タブにある他のページから「Summary」(サマリ情報) ページに戻ることができます。

ヒント
また、PureMessage Groups Web Interface の「Reports」(レポート) タブから利用できるレポートオプションを使用して、レポートの生成、参照、およびエクスポートを実行できます。Groups Web Interface を使用してカスタムポリシーのレポートを作成できますGroup Web Interface は当初、グループ管理モデルにおいてタスクを委任するために使用されていましたが、レポートマネージャとして設定できます。組織で多数のレポートが生成され、複数のインターフェースで PureMessage を管理する方が都合が良い場合には、この方法を設定することが可能です。詳細については、「管理者レファレンス」の「管理グループ」のセクションの 「レポートを参照および管理する」をご覧ください。