グループドキュメントを追加する

場合によって、グループ管理者に関連するカスタムドキュメントへのアクセス権を持たせる必要があります。グループ管理者に、これらのドキュメントを編集できるように許可する選択はできますが、通常、ドキュメントテンプレートは読み取り専用です。このチュートリアルのステップでは、pmx-group-file コマンドを使用してドキュメントテンプレートを作成し、グループ管理者を介してコンテンツを追加します。テンプレートへの権限は、ステップ 9 で設定されます。

  • グループドキュメントのテンプレートを追加するには
    1. コマンドラインで、「pmx」ユーザーとして以下を実行します。
      pmx-group-file --add --id policy-description --name "Policy Description"\
         --type document 
    2. pmx-profile sync-from-db --all を実行します。
    3. pmx-httpd restart を実行します。

      新しいテンプレートが、/opt/pmx/var/lib/multifile ディレクトリに追加されます。さらに、新しいカテゴリの「Documents」(ドキュメント) が Groups Web Interface の「Configuration」(設定) タブのサイドバーに表示されます。

  • コンテンツをドキュメントに追加するには
    1. Groups Web Interface へのログインでは、サポートされているブラウザで https://<ホスト名>:28443/groups にアクセスして、ステップ 3 で作成したユーザーの 1人 (ユーザー名:GeorgeC パスワード:sophos など) としてログインします。認証を受け入れて、GUI を表示します。

      Search」(検索) タブが表示された GUI が起動されます。

    2. Configuration」(設定) タブをクリックします。

      Configuration」(設定) のサイドバーの「Documents」(ドキュメント) の見出しの下に「Policy Description」(ポリシーの説明) のリンクが表示されます。

    3. Policy Description」(ポリシーの説明) をクリックします。

      Documentation」(ドキュメント) のテンプレートがコンテンツの領域に表示されます。

    4. 表示されているテキストボックスに下記のコンテンツをコピーして貼り付け、「Save」(保存) をクリックします。
      Mail from internal hosts
           Reject mail containing viruses
                Allow unscannable messages to pass through
          
      Mail from external hosts
           Clean mail containing viruses
           Quarantine mail containing suspicious attachments
           Deliver mail from whitelisted hosts and senders
           Deliver mail to anti-spam opt-outs
           Quarantine mail from blacklisted hosts and senders
           Copy to quarantine and deliver if spam probability is 50% or more
           Add X-Header and deliver messages

      「Policy Description」(ポリシーの説明) が保存されたことを示すメッセージがコンテンツ領域の下部に表示されます。このドキュメントへのアクセス権は現在読み取り/書き込みですが、ステップ 9 の「アクセス権を許可する」の設定過程でステータスを読み取り専用に変更できます。

追加情報については、「ポリシー設定を作成する」および pmx-group-file の man ページをご覧ください。

次のトピックでは、グループに個別のバナーの追加方法を説明します。