PureMessage では、リストおよびマップを CDB 形式でサポートしています。デフォルトのテキスト形式ではメモリの過剰な使用と処理の遅れが発生する可能性がありますが、このオンディスク形式はサイズの大きなリストおよびマップ (5,000 エントリ以上) に対して役立ちます。
リストまたはマップを CDB 形式に変換するには
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リストまたはマップの設定ファイルを手動で変換します。「source = file:」を「source = cdbfile:」に置き換えます。CBD リストおよびマップの match_type は、「is」または「mail-parts」のいずれかである必要があります。とえば、pmx/etc/lists.conf では以下のようになります。
<list internal-hosts>
name = "Internal hosts"
description = "Relay hosts regarded as internal"
precious = yes
source = cdbfile:internal-hosts
match_type = is
</list>
pmx/etc/maps.conf では以下のようになります。
<map notifications>
name = "Notifications address map"
description = "Notifications about messages processed by PureMessage..."
source = cdbfile:notifications
match_type = mail-parts
</map>
注
「mail-parts」照合タイプでは、正規表現またはワイルドカードを受け入れない簡易なサブ文字列を照合します。下記に例を示します。
someuser@example.com
someuser
@example.com
@ 記号なしで、リストのエントリはユーザー名を照合します (ドメイン名を無視します)。
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リストまたはマップが match_type の使用ではサポートされていない構文を含んでいないことを確認してください。
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pmx-makemap を使用して、CDB ファイルをコンパイルします。
セントラルサーバーからのリストおよびマップが複数サーバー配置のエッジサーバーと同期している場合 (pmx-profile またはパブリケーションを使用)、同期後に pmx-makemap を使用してローカルで CDB リストをコンパイルするように、スケジュールされたジョブを作成するか、既存のジョブを変更する必要があります。たとえば、resource-sync というスケジュールされたジョブは以下のように変更可能です。
pmx-profile sync-from-db --clean; pmx-makemap --all
resource-sync ジョブはセントラルサーバーでファイルが変更されている場合にのみファイルと同期し、pmx-makemap はローカルファイルが変更されている場合にのみコンパイルを実行します。
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