IP ブロッキングを設定する (外部 Postfix バージョン)

PureMessage IP ブロッキングを Postfix の外部バージョンに対して設定できます。

sendmail および Postfix の外部または他社のバージョンは、PureMessage との統合に対して品質が保証されていないため、ソフォスでは、このようなカスタム設定に関連して生じる問題への対応を提供しなくてもよいという権利を保有しており、問題への解決方法として PureMessage に付属している sendmail および Postfix のインストールをお勧めする可能性があります。
  1. root ユーザーとして <InstallDirectory>/postfix/etc/main.cf に以下の行を追加します。
    smtpd_client_restrictions=check_policy_service inet:localhost:4466

    PureMessage が別のホストで実行されている場合、PureMessage がインストールされているマシンのホスト名で localhost を置き換えます。このホスト名は、IP Blocker サービスが実行されているサーバーの /opt/pmx/etc/pmx.d/blocklist.conf で指定されているホスト名と一致している必要があります。

  2. コマンドラインで PureMessage ユーザー (デフォルトで「pmx」) として pmx-blocker start を実行します。
  3. root ユーザーで Postfix を再起動します。
「IP Blocker」(IP ブロッカー) サービスが使用できない場合、PureMessage に付属している Postfix のバージョンではメッセージを通過させるか、配信の一時的な失敗 (tempfail) のいずれかにする設定が可能ですが、外部の Postfix の場合は配信の一時的な失敗にする設定のみが可能です。