ログ検索を設定する

Postfix の MTA (mail transfer agent) と共に PureMessage の最新バージョンをインストールした場合、ログ検索にための基本的な必要な設定項目はすべてデフォルトで有効になっています。ログ検索機能は、sendmail または JSMS (Java Systems Messaging Server) の MTA に対してはサポートされていません。Postfix を使用していて、後からアップグレードによって最新バージョンを使用するようになった場合、以下の方法でメッセージログの検索を有効にできます。
  1. メッセージの「Subject」(件名) を検索結果に含める必要がある場合、PureMessage ポリシーを変更して、以下の内容を Sieve コードの最初の行として含めるようにします。
    pmx_mark "s" "%%SUBJECT:h_utf8%%";

    (設定の正確な詳細については、「管理者レファレンス」の「ポリシー設定」セクションの「デフォルトの PureMessage ポリシースクリプト」をご覧ください。)ポリシーの Sieve コードを直接編集するには、/opt/pmx/etc/policy.siv を内容の編集に対応できるエディタで開きます。

  2. ポリシースクリプトを編集し、オプションで「管理者レファレンス」の「管理グループ」セクションの「カスタムのログの検索理由を追加および削除する」に説明されているように検索理由のリストをカスタマイズします。ポリシーを編集するとメッセージログに理由を表すマークが追加され、「Reason」(理由) でログを検索できるようになります。「カスタムのログの検索理由を追加および削除する」の 2番目の部分では、 「Log Reasons」(ログの理由) ポリシーリストにカスタムの理由を追加する方法が説明されています。
  3. PureMessage のメールとログファイルをローテーションさせ、これらの 2つのログファイル内の時間を同期させます。詳細については、「PureMessage ログファイルをローテーションする」をご覧ください。
  4. 「PureMessage Manager レファレンス」の「ログ検索インデックスサービスを管理する」で説明されているようにログ検索サービスを有効にします。