「Anti-Virus Service」(ウイルス対策サービス) の設定を変更する

  1. 必要に応じて「Settings」(設定) テーブルにあるテキストボックスを変更します。

    以下のテキストボックスが表示されます。

    • Concurrency Limit」(同時起動数の上限):与えられた時間内にウイルス対策デーモンがサービスを提供できる同時起動数を指定します。デフォルトは CPU の数の 2 倍の値です。
    • Inactive Limit」(非アクティブ時間の上限):デーモンスロットが削除されてメモリが解放されるまでの間に非アクティブの状態でいられる時間の上限を指定します。指定する値は「Scan Limit」(検索時間の上限) で設定されている時間よりも少ない方が好都合です。デフォルトの設定の値は 2分 (120) です。
    • Scan Limit」(検索時間の上限):デーモンがメッセージを検索してタイムアウトを返すまでに待機する時間の上限を絶対値で指定します。デフォルトは 5分 (300) です。
    • 「Port」(ポート):デーモンとの通信に PureMessage で使用するポートを指定します。デフォルトは local:/tmp/pmx-vscan.sock です。
    • Reinit Limit」(再起動する上限メッセージ数):各ウイルス対策プロセスが検索するメッセージ数の最大値を指定します。この値に達するとプロセスが再起動されます。プロセスの起動にかかる経費は、追加メッセージの検索処理で増加するコストに比較すると甚大です。値が「0」の場合、上限がないことを意味し、タイムアウトまたは不正終了の場合にのみデーモンが再起動されます。デフォルトの値は 1024 です。
    • Queue Limit」(キュー数の上限):PureMessage からの接続を拒否するまでに受け入れるキューメッセージ数の最大値を指定します。この値を大幅に増加させると、デーモンはキューのための大量のメモリーを使用することになります。この値が「0」の場合、上限がないことになります。デフォルトの値は 4096 です。
    • Respawn Wait」(再開始までの待機時間):予期なく終了したプロセスを再開始するまでのデーモンの待機時間を指定します。メッセージを検索せずにプロセスが終了してしまった場合、ここで指定した時間が経過するまでデーモンは再開されません。デフォルトは 5分 (300) です。
  2. 必要な変更を実行後、「Save」(保存) をクリックします。