Postfix サービスを再設定する

  1. Local Services」(ローカルサービス) タブにある「Background Services」(バックグラウンドサービス) テーブルで、「SMTP (Postfix)」をクリックします。

    Postfix Status」(Postfix のステータス) ページが表示されます。

  2. サイドバーメニューの「Change Postfix Configuration」(Postfix 設定の変更) をクリックします。

    Postfix Configuration」(Postfix の設定) ページが表示されます。

  3. 必要に応じて「Settings」(設定) テーブルにあるテキストボックスを変更します。

    以下のテキストボックスが表示されます。

    • Name of Mail Server」(メールサーバー名):メールサーバーのインターネット上の完全修飾ホスト名を指定します。例: myhost.example.org
    • Domain」(ドメイン):このサーバーが属するローカルのインターネット ドメイン名を指定します。例: example.org
    • Originating Address」(送信元のアドレス):非限定的なアドレスに Postfix が追加するドメイン名を指定します。値は $myhostname または $mydomain を指定して、「Name of Mail Server」(メールサーバー名) および「Domain」(ドメイン) のテキストボックスで指定した値を使用できるようにします。
    • Destination Address」(宛先のアドレス):Postfix がローカルでメッセージを送信する宛先のメールアドレスのリストを指定します。リスト内の値は、カンマ + 半角スペースで区切ります。上記と同様に $myhostname または$mydomain を「Originating Address」(送信元のアドレス) で使用したのと同様の方法で使用できます。下記に例を示します。
      • クライアントマシンまたはゲートウェイ:$myhostname, localhost.$mydomain
      • ドメイン全体に対するメールサーバー (メールハブなど): myhostname, localhost.$mydomain, $mydomain
      • 仮想ホストインターフェースを使用するメールサーバー: $myhostname
    • Mail Relay」(メールリレー):公開されているネットワーク上にコンピュータがある場合、そのコンピュータを経由してメールをリレーすることが承認されているクライアンント IP アドレスを指定する必要があります。デフォルトの設定では、マシンが接続しているすべてのクラスの A、B、または C のネットワークが含まれています。この設定ではリレー許可を多くのクライアントマシンに与え過ぎているため、より権限を制限したリストを指定することが推奨されます。
    • Gateway」(ゲートウェイ):メール配信用に使用される SMTP リレー。ファイアウォールが使用されるいる場合、またはネットワークが専用のメールゲートウェイを持っている場合、リレーを行うホストを指定します。下記に例を示します。
      • 使用しているドメインの DNS MX レコードにあるサーバーを使用するには、$mydomain を入力します。
      • ホストの MX レコードに関連するサーバーを使用するには、mail.$mydomain を入力します。
      • MX レコードに関係なく、特定のホストを使用する場合、[mail.$mydomain] を入力します。
  4. Save」(保存) をクリックします。
  5. Postfix サービスを再起動して変更を適用します。