スパム検出ルールを変更する

変更可能なのは、デフォルトのスパム検出ルールの「State」(状態)、「Weight」(数値)、および「Probability Adjust %」(確率調整 %) のみです。スパム検出ルールは SophosLabs によって定期的に自動更新されるため、これらのルールの調整はお勧めできません。

スパム検出ルールのデフォルトの動作を変更するには

  1. Policy」(ポリシー) タブのサイドバーにある「Anti-Spam Rules」(スパム検出ルール) をクリックします。

    Anti-Spam Options」(スパム対策オプション) ページが表示されます。

  2. 変更するルールの名前をクリックします。

    選択したルールの編集可能な設定が、ドロップダウンリストまたは編集可能なテキストボックスに表示されます。

  3. 必要な変更を行います。

    編集可能な設定および選択できるオプションは次のとおりです。

    • Rule State」(ルールの状態):「Auto」(自動)、「Enabled」(有効)、または「Disabled」(無効) から選択します。
      デフォルトでは、ルールは「Auto」(自動) に設定されます。この場合、ルールの状態はルールの「Weight」(数値) または「Probability Adjust %」(確率調整 %) テキストボックスに値があるかどうかに基づいて設定されます。両方の値がゼロの場合、ルールは何の効力も持ちません。
    • Weight」(数値):メッセージがこのルールに一致するときにメッセージの合計スパムスコアに加算される値 (Weight)。値は正数か負数のどちらかです。負数の場合にはマイナス記号が接頭辞として付きます。スコアの計算方法の詳細については、「管理者レファレンス」の「ポリシー」の項にある「テストスコア」をご覧ください。
    • Probability Adjust %」(確率調整 %):パーセンテージで表現したルールの絶対確率。メッセージの合計スパムスコアを計算するときに、重要度に応じて数値を加算して重み付けをしたルールが最初にパーセンテージに変換されます。次に、絶対確率を考慮したルールが追加されます。ルールの数値 (Weight) と確率調整パーセンテージの両方が指定された場合には、ルールの数値が最初にパーセンテージに変換されます。次に、「Probability Adjust %」(確率調整 %) テキストボックスの値が加算され、そのルールの合計値が算出されます。
  4. ルールの動作の変更が完了したら、ページ最下部にある「Save」(保存) をクリックします。