ポリシールール :処理順序

ルールは「Policy」(ポリシー) タブに表示されている順序で処理されます。「Stop processing」(処理を停止) アクションを設定しない限り、以前のルールのテストとアクションにかかわらず、各ルールはテストされます。.

ルールが連続して処理されることを考えると、ポリシーフィルタの効率はルールの順序およびルールの処理が停止する地点で決まるといえます。たとえば、ポリシー内の最初のルールが、ブロックリストに含まれているホストから発信されたメッセージを拒否した場合、そのメッセージをそれ以降のルール群に照らし合わせて確認する必要はありません (確認処理を続行することは非効率的です)。

ポリシー内の既存ルールの順序を変更するには元のルールで「Cut」(切り取り) をクリックしてから、目的の位置で「Paste」(貼り付け) をクリックして再度挿入します。

今回のバージョンの PureMessage Manager のポリシーコンストラクタでは、現時点ではサブルールを含むルールにアクションが追加されるときの位置は表示されません。サブルールを含むルールに新規アクションを追加すると、ポリシーコンストラクタではアクションはサブルールの前に表示されます。しかし、policy.siv ソースファイルにおいてアクションは実際にはサブルールの後に追加されます。

たとえば、デフォルト PureMessage ポリシーでは、アクションを「Mail from internal hosts」(内部ホストからのメール) ルールに追加すると、Manager ではメインルールの定義内に表示されます。ところが、policy.siv ソースファイルを見ると、新規アクションは実際にはサブルールの後に配置されます。

アクションの位置を修正するには

  1. ポリシーコンストラクタのページで、「see the source」(ソースを参照) をクリックします。
  2. ページ最上部にある「filename」(ファイル名) リンクをクリックして、policy.siv を編集します。
  3. 新規アクションをポリシー内の目的の位置に手動で配置して、「Save」(保存) をクリックします。