現在のポリシーをテストする
「Policy」(ポリシー) > 「Test Current Policy」(現在のポリシーをテストする) ページを使用して、設定済みルールが期待通りに動作していることを確認します。たとえば、送信者を「Blacklisted Senders」(ブロックリストにある送信者) リストに追加した場合、PureMessage がその送信者からの電子メールを受け付けなくなっていることを確認する必要があります。
ポリシーは事前に確定しておかないとテストできません。ところが、Milter サービスを再開しないと、新規ポリシーは有効になりません。そのため、ポリシーは有効なポリシーにしなくてもテストできます。これにより、新規ポリシーのパフォーマンスに満足できない場合、バックアップポリシーを復元することができます。.
現在のポリシーをテストするには
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「Policy」(ポリシー) タブのサイドバーにある「Test Current Policy」(現在のポリシーをテストする) をクリックします。
「Test Current Policy」(現在のポリシーをテストする) ページが表示されます。
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「Specify test options and message sources」(テストオプションとメッセージソースを指定) テーブルにあるテキストボックスに設定を入力するか選択します。
テストオプションは次のとおりです。
- 「Select Relay Type」(リレータイプを選択):設定済みポリシーをテストするには、リレータイプまたは IP アドレスを指定する必要があります。メッセージソースをリレーに基づいて特定するには、ドロップダウンリストから「Internal (localhost)」(内部 (localhost)) または「External」(外部) を選択します。
- 「... or IP address」(...または IP アドレス):メッセージソースをリレーではなく IP アドレスで特定するには、このテキストボックスに IP アドレス を入力します。このテキストボックスを使用して、信頼できるリレーとして定義されたホストをエミュレートし、こうして DNS テストから除外することもできます。DNS テストから除外するには、「Trusted Relay IPs」(信頼できるリレーの IP) リストで定義された IP アドレスを入力します。
- 「Envelope From」(送信者):オプションとして、PureMessage がメッセージソースの有効性をテストするよう指定します。基準となるのは、メッセージの送信者 (From) アドレスではなく送信者 (Envelope From) 情報で指定されたアドレスです。
- 「Envelope To」(受信者):オプションとして、PureMessage がメッセージソースの有効性をテストするよう指定します。基準となるのは、メッセージの受信者 (To) アドレスではなく受信者 (Envelope To) 情報で指定されたアドレスです。
- 「Select sample messages」(サンプルメッセージを選択):PureMessage には、ポリシーで指定されたルールをテストするためのさまざまなサンプルメッセージが用意されています。サンプルのスパムメッセージを使用してテストするには、「Infected (messages contain viruses)」(感染 (メッセージはウイルスを含む))、「Spam (messages are typical examples of spam)」(スパム (メッセージは典型的なスパム))、または「Normal (messages are legitimate)」(正常 (正規のメッセージ)) を選択します。テストメッセージセットにメッセージをさらに追加することができます。メッセージは「mbox」形式である必要があり、etc/data/samples/ (PureMessage のインストールディレクトリの下にあります) の下のサブディレクトリに保存される必要があります
- 「... or paste message source here」(...またはメッセージソースをここに貼り付ける):サンプルメッセージまたは特定の messagepmx ファイルを使用してテストするのではなく、メッセージソース情報をこのテキストボックスに入力するか貼り付けます。「mbox」の形式である必要があります。たとえば、「From:」(送信者:) と入力してから電子メールアドレスを入力して、送信者のアドレスを指定します。メッセージソース情報を入力するときには、カーソルがテキストボックスの先頭にあることを確認してください。また、メッセージソーステキストの前後に空白行もスペースもないことも確認してください。空白行またはスペースは、メッセージヘッダの終わりを意味するからです。その後に入力されたテキストは、メッセージ本文の一部として読み取られます。メッセージソースのテキストボックスにデフォルトで次に示すテキストが表示されます。
To:PureMessage Test User <puremessage-test@ServerName.example.com> From:PureMessage Admin <postmaster@ServerName.example.com> Subject:PureMessage Test Date:Wed, 31 Mar 2004 00:40:06 GMT This message was generated to test PureMessage. The current local time is:Tue Mar 30 16:40:06 2004 Have a nice day, PureMessage Admin
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目的のテスト条件を入力したら、「Test」(テスト) をクリックします。
次のようなテスト結果が表示されます。
- 「Original Message File Name」(元メッセージのファイル名):ローカルメッセージファイルまたはサンプルメッセージを使用する場合、ファイル名はこの列に表示されます。
- 「Resulting Message」(結果メッセージ):結果として生じるアクションにかかわらず、テストメッセージはいずれも隔離ディレクトリに書き込まれます。この列には、メッセージの隔離 ID 番号がリストされます。メッセージの詳細を表示するには、番号をクリックします。
- 「Delivery Action」(配信アクション):この列には、メッセージが「ライブ」だった場合に取ったアクションが表示されます。
- 「Details」(詳細):テストプロセスのデバッグメッセージを表示します。
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