エンドユーザー機能を設定する

EUWI (End User Web Interface) へのアクセスをエンドユーザーに許可している場合、「Configure End User Features」(エンドユーザー機能の設定) ページで、どの機能を使用可能にするかを設定できます。

エンドユーザーが使用できる機能を設定するには

  1. Quarantine」(隔離) タブのサイドバーにある「Enduser」(エンドユーザー) セクションで、「Configure End User Features」(エンドユーザー機能の設定) をクリックします。

    Configure End User Features」(エンドユーザー機能の設定) ページが表示されます。

  2. エンドユーザーに許可する機能の横にあるチェックボックスを選択します。以下のオプションがあります。
    • View Quarantined Messages」(隔離されたメッセージの表示):「Blocked Messages」(ブロックされたメッセージ) インターフェースをエンドユーザーが使用できるようにします。ユーザーは隔離されたすべての受信メッセージを表示できます。
    • View Message Contents」(メッセージの内容の表示):エンドユーザーがメッセージの「Subject」(件名) ヘッダーをクリックすると、隔離されたメッセ-ジを閲覧できるようにします。この機能は、PureMessage 隔離ディレクトリまたは EUWI の「Blocked Messages」(ブロックされたメッセージ) ページから使用できます。
    • User White List」(ユーザーの許可リスト):エンドユーザーは、許可リストに登録する送信者を指定できます。この機能は、EUWI で「Approved Senders」(許可された送信アドレス) と呼ばれています。
    • User Black List」(ユーザーのブロックリスト):エンドユーザーは、ブロックリストに登録する送信者を指定できます。この機能は、EUWI で「Blocked Senders」(ブロックされた送信アドレス) と呼ばれています。
    • 「White list and Black list Wildcards」(許可リストとブロックリストのワイルドカード):エンドユーザーは、ワイルドカードを使用して許可リストとブロックリストに登録する送信者またはホストを指定できます。この機能は、許可またはブロックする送信者を選択するエンドユーザーのみが使用できます。
    • Anti-Spam Opt-Out」(スパム検出免除):エンドユーザーのメールフィルタリングのオプションです。ユーザーは、スパムおよび攻撃的な内容を持つメッセージのブロッキングを無効にできます。
    • Digest Opt-Out」(ダイジェストなし):ユーザーは、メッセージダイジェストの配信を無効にできます。
    • Vacation Hold」(保持期間の指定):/opt/pmx/etc/pmx.d/quarantine_expire.conf の設定に従って、隔離ディレクトリにメッセージを保持する期間を指定できます。
    • Notification Email」(メール通知):EUWI にユーザーがパスワードを要求するためのリンクを含めるかどうかを指定します。このオプションを有効にすると、ユーザーはアカウント情報の送信を要求できます。「End User Authentication」(エンドユーザー認証) ページで選択した認証方法が「SessionID is emailed to user」(セッション ID をユーザーにメールで送信) である場合は、このオプションを有効にしてください。
    • Language Preference」(言語の設定):EUWI 経由でエンドユーザーが言語設定を調整できるかどうかを指定します。このチェックボックスを選択すると、エンドユーザーは「Language Preference」(言語の設定) ドロップダウンリストを使用して、希望の言語を設定できるようになります。この設定は、以下に示す「Default Language」(デフォルトの言語) ドロップダウンリストで指定された言語をオーバーライドします。このチェックボックスを選択しない場合、EUWI で「Language Preference」(言語の設定) ドロップダウンリストは使用できません。
    • Max Hold Duration」(最大隔離期間):エンドユーザーがメッセージを保持する最大期間 (現在の日付以降) を指定できます。デフォルトは 1週間です。保持期間全体の長さは、この設定と、/opt/pmx/etc/pmx.d/quarantine_expire.conf で設定した隔離の期限切れ期間に基づいて変わります。
    • Max Items Per List」(リストごとの最大項目数):エンドユーザーが許可リストおよびブロックリストに追加できる最大項目数を指定できます。
    • 「Default Language」(デフォルトの言語):PureMessage のインストール時に設定するデフォルトの言語設定を変更できます。上記の「Language Preference」(言語の設定) チェックボックスを選択すると、EUWI の「Language Preference」(言語の設定) ドロップダウンリストで指定したユーザー設定によって、この設定がオーバーライドされます。
  3. Save」(保存) をクリックします。

    Milter (ポリシー) サービスと HTTPD (RPC/UI) サービスを再起動する必要があることを警告するメッセージが表示されます。

  4. 各メッセージの横の「Restart now」(今すぐ再起動) をクリックします。

    各ボタンをクリックすると、これらのサービスに再起動の信号が送信されたことを示すメッセージが表示されます。