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IPv6 ルーターアドバタイズ

ファイアウォールは、IPv6 デバイスの SLAAC (stateless address auto-configuration) をサポートしています。SLAAC では、IPv6 デバイスは IPv6 対応インターフェースに対して一意のリンクローカルアドレスを自動的に作成します。クライアントはルーターアドバタイズメッセージを自動的に使用して、独自の IP アドレスを設定します。

ファイアウォールは SLAAC に参加できます。デフォルトでは、ファイアウォールは IPv6 アドレスとデフォルトゲートウェイをクライアントに提供します。

SLAAC では、ホストはルーターアドバタイズ (RA) を要求する ICMPv6 (種類 135) ルーター要請 (RS) メッセージを送信します。RS メッセージを受信したファイアウォールは、利用可能な状態について ICMPv6 (種類 134) ルーターアドバタイズ (RA) メッセージを送信します。

ルーターアドバタイズには、プレフィックス、ホップ制限値、フラッグ状態など、アドレスの割り当てに使用される方法についての情報が含まれます。デバイスは、さまざまなインターフェースやインターネットパラメータに関する情報をアドバタイズし、アドレスに関する変更点をネットワーク上の全ノードに対して通知します。これらのアドバタイズは、定期的に行うか、または RS メッセージへの応答として行われます。