Clientless SSL VPN
ブラウザを使用して、ネットワークハードウェア、エンドポイントデバイス、ファイル共有などのサービスや領域へのユーザーアクセスを許可できます。
クライアントレス SSL VPN を使用するには、VPN クライアントのインストールは不要です。クライアントレス SSL VPN ポリシーを使用して、システムやネットワーク全体ではなく、一部のリソースやサービスのみへのアクセスを許可することができます。
ブックマーク
許可するサービスのブックマークを作成する必要があります。その後、クライアントアクセスポリシーに、ユーザー (ポリシーメンバー) およびブックマークを指定します。
アクセスを許可するエンドポイント の IP アドレスや、接続の種類、セキュリティ設定を指定できます。
指定したブックマークは、ユーザーポータルに表示されます。ユーザーは、ユーザーポータルでこれらのブックマークを選択し、「VPN」経由でサービスにアクセスすることができます。
注
リモートユーザーのクライアントレス SSL VPN アクセスを許可するには、「管理 > デバイスのアクセス」に移動し、WAN からのユーザーポータルへのアクセスを許可する必要があります。
ブックマークをクライアントレス SSL VPN ポリシーに割り当てることによって、社内ネットワークや社内サービスへのアクセス権をユーザーに与えることができます。たとえば、共有ファイルや、リモートデスクトップへのアクセスを許可できます。
ユーザーは、ユーザーポータルから「VPN」経由でブックマークにアクセスすることができます。
ブックマークグループ
ブックマークをグループ化しておくと、後で簡単に参照することができます。
たとえば、リモートデスクトップ関連のすべてのブックマークをグループ化すれば、SSL VPN ポリシーにこれらのポリシーを 1つずつ追加する手間が省けます。