コンテンツにスキップ

ダイナミックルーティングの更新情報

ダイナミックルーティングの更新情報を受信して、ネットワークにアドバタイズするには、「管理 > デバイスのアクセス」で、WAN ゾーンからのダイナミックルーティングを許可する必要があります。

ダイナミックルーティング

ダイナミックルーティングは、すべてのゾーンにおいてデフォルトで無効に設定されています。ダイナミックルーティングの例を以下に示します。

ダイナミックルーティング

ローカルサービス ACL の設定 (XG1):

XG1 のローカルアクセスコントロールリスト

ローカルサービス ACL の設定 (XG2):

XG2 のローカルアクセスコントロールリスト

ご覧のように、WAN ゾーンのダイナミックルーティングが XG1 では有効に、XG2 では無効に設定されています。

両方のファイアウォールで、RIP (Routing Information Protocol) の更新情報が WAN ゾーン経由で送信されるように設定されていますが、XG1 のみが、WAN ゾーンのダイナミックルーティングが有効に設定されているため、XG2 からの RIP の更新情報を受け取ります。一方、XG2 では WAN ゾーンのダイナミックルーティングが無効に設定されているため、XG1 から XG2 に送信された RIP の更新情報は破棄されます。

ルーティングテーブルを見ると、XG1 側では XG2 からアドバタイズされたネットワークが表示されますが、XG2 側では XG1 からアドバタイズされたネットワークが表示されません。

XG1 ルーティングテーブル:

XG1 のルーティングテーブル

XG2 ルーティングテーブル:

XG2 のルーティングテーブル