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RIP

RIP ルートを管理して、ネットワークやインターフェースの設定を追加、更新、削除できます。

ルーティング情報プロトコル (RIP) とは、宛先への最適なルートを決定するためにホップ数を使う、広範に使用されるルーティングプロトコルです。

RIP は送信元および宛先間でホップ数を制限することで、ルーティングループが無限に続行することを防止します。サポートされている最大ホップ数は 15 です。したがって、ホップ数が 16 の場合、これは無限ディスタンスとなり、到達不能と見なされます。

デバイスは RIP プロトコルを使って、ルーティングの更新メッセージを定期的に次のルーターに送信します。次のルーターは、変更点を受信すると、ルーティングテーブルに変更点を反映させて、パスのメトリック値に 1 を加えます。メッセージの送信者は次のホップとして考慮されます。デバイスは宛先への最小メトリック値を使用して、ルートのみを維持します。

グローバル設定

デフォルトメトリック

ルートの再配布に使用するデフォルトメトリック値を指定します。

メトリックとは、ルートを決定するために使用される値です。

デフォルト: 1

許容可能な範囲: 1~16

アドミニストレーティブディスタンス

アドミニストレーティブディスタンスを指定します。最適なルートを検出するために、ルーターが使用する番号です。

デフォルト: 120

許容可能な範囲: 1~255

RIP バージョン

更新情報の送受信に使用する RIP バージョンを選択します。

利用可能なオプションは次のとおりです。V2 の送信 & 両方の受信、V1、V2。

タイマー

変更

2 つの定期ルーティングアップデート間の時間の間隔を秒単位で指定します。

デフォルト: 30秒

許容可能な範囲: 5~2147483647 秒

タイムアウト

ルートが無効になる時間を秒単位で指定します。

デフォルト: 180秒

許容可能な範囲: 5~2147483647 秒

ガベージ

ガベージ時間を指定します。これは、デバイスがルーティングテーブルからルートを削除する前に、ルートを到達不可能としてアドバタイズするまでの所要時間です。

デフォルト: 120秒

許容可能な範囲: 5~2147483647 秒

デフォルト情報の送信元

デフォルトルートの配布を制御します。RIP 対応ネットワークへのデフォルトのルートを生成/アドバタイズします。

デフォルトでは「無効」に設定されています。

直接接続の再配布

RIP ルーティングテーブル内にある接続済みルートの再配布を有効にします。

再配布された接続済みルートのメトリックを指定します。

許容可能な範囲: 0~16

スタティックの再配布

RIP ルーティングテーブル内にあるスタティックルートの再配布を有効にします。

再配布されたスタティックルートのメトリックを指定します。

許容可能な範囲: 0~16

OSPF の再配布

RIP ルーティングテーブル内にある OSPF ルートの再配布を有効にします。

再配布された OSPF ルートのメトリックを指定します。

許容可能な範囲: 0~16

BGP の再配布

RIP ルーティングテーブル内にある BGP ルートの再配布を有効にします。

再配布された BGP ルートのメトリックを指定します。

許容可能な範囲: 0~16

適用」をクリックします。

RIP ネットワーク

このセクションには、関連するネットマスクを含む利用可能な RIP ネットワークのリストが表示されます。

インターフェース設定の上書き

このセクションからインターフェースの構成を管理することができます。