コンテンツにスキップ

OTP トークンの手動設定

ハードウェアトークンとソフトウェアトークンのシークレットを手動で設定し、ユーザーに割り当てることができます。

以下に例を示します。

MFA の設定を指定する

MFA をまだ設定していない場合は、次の手順を実行してください。

  1. 認証 > 多要素認証」に移動します。
  2. ワンタイムパスワード」で「特定のユーザーとグループ」を選択します。
  3. 新しいユーザーとグループの追加」をクリックし、ユーザーとグループを選択して、「選択した項目を適用」をクリックします。

  4. 次のサインインで OTP トークンを生成する」をオンにしないでください。

    ファイアウォールは QR コードを生成しません。ユーザーは、管理者が共有するハードウェアトークンまたはワンタイムパスコードを使用できます。

    ユーザーは認証アプリにシークレットを手動で入力することもできます。既に QR コードをスキャンしたユーザーは、アプリが生成するパスコードを引き続き使用できます。

  5. MFA を必要とするサービスを選択します。

    この例では、VPN ポータル、Web 管理コンソール、SSL VPN リモートアクセスを選択します。

  6. OTP のタイムステップの設定」で、ハードウェアトークンまたは認証アプリが必要とするタイムステップ (期間) の値を入力します。

  7. 適用」をクリックします。

トークンの追加

トークンを手動で作成するには、次の手順を実行します。

  1. 認証 > 多要素認証」に移動します。
  2. 発行されたトークン」で「追加」をクリックします。
  3. シークレット」に次のように入力します。

    • ハードウェアトークンの場合は、デバイスの製造元から提供されたキーを入力します。
    • ソフトウェアトークンの場合は、固有の 16進数値を入力します。認証アプリはシークレットを使用してパスコードを生成します。

      サードパーティの Web サイトにアクセスし、16進数のシークレットを Base32 に変換します。たとえば、Cryptii を使用できます。Base32 のシークレットをユーザーと共有します。

      ユーザーは、認証アプリにシークレットを手動で入力して OTP を生成できます。詳細は、OTP の生成とサインインを参照してください。

  4. ユーザーを選択します。

  5. この設定例では、「MFA 設定」のカスタムのタイムステップではなく、「デフォルトのトークンのタイムステップ」を使用しています。
  6. 保存」をクリックします。