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Sophos XG シリーズのハードウェアアプライアンスは、2025年 3月 31日にサポート終了 (EOL) となります。XG から XGS への移行に関しては、こちらをクリックしてください。

サービス間でのポート共有

一部のサービスでは、固有のポートが必要です。他のサービスはポートを共有できますが、IP アドレスやプロトコルなどの異なる属性が必要です。

ポート共有不可

次のサービスでは、一意のポートが必要です。デフォルトポートを変更する場合は、一意であることを確認してください。

サービス デフォルトのポート プロトコル
Web 管理コンソール 4444 TCP
ユーザーポータル 4443 TCP

VPN ポータルは SFOS 20.0 で導入されました。VPN ポータルは、以前ユーザーポータルが使用していたポート 443 をデフォルトで使用します。旧バージョンから SFOS 20.0 以降にアップグレードまたはバックアップ復元を行うと、ユーザーポータルのポート (デフォルトの 443 またはカスタムポート) が VPN ポータルに自動的に割り当てられます。ユーザーポータルには、新しいデフォルトのポート 4443 が割り当てられます。4443 が使用できない場合は、65040 が自動的に割り当てられます。SFOS 20.0 以降の新しい VPN ポータルを参照してください。

制限付きのポート共有

WAF、VPN ポータル、および SSL VPN は、一定の制限付きでポートを共有できます。

プロトコルとポート

サービスに割り当てられたデフォルトポートと、サービスが使用できるプロトコルは次の通りです。

サービス デフォルトのポート プロトコル
WAF 443 TCP
VPN ポータル 443 TCP
SSL VPN 8443 TCP または UDP

VPN ポータルは、IP アドレス、ポート、およびプロトコルを SSL VPN と共有できます。

警告

VPN ポータルと SSL VPN が同じポートとプロトコルを使用している場合、以下のようになります。

  • ログインのセキュリティ設定が動作しません。詳細は、ログイン時のセキュリティを参照してください。
  • SSL VPN のアクセスゾーンから VPN ポータルにアクセスできるようになります。詳細は、SSL VPN ポートを参照してください。

WAF の要件

WAF を設定するときは、他の 2つのサービス (VPNポータルおよび SSL VPN) と、次の属性の少なくとも 1つが異なることを確認してください。

  • WAN IP アドレス
  • ポート
  • プロトコル

異なる属性を確保する方法

上記のサービスの IP アドレスを割り当てたり、ゾーンアクセスを許可したり、ポートを変更したりする場合は、WAF と他の 2つのサービスで次のいずれかの属性に違いがあることを確認してください。

VPN ポータル SSL VPN
WAF

WAN IP アドレス

ポート

WAN IP アドレス

ポート

プロトコル

WAF および VPN ポータルは TCP のみを使用します。SSL VPN は TCP と UDP を使用できます。

その他のリソース