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Sophos XG シリーズのハードウェアアプライアンスは、2025年 3月 31日にサポート終了 (EOL) となります。XG から XGS への移行に関しては、こちらをクリックしてください。

ゾーンからローカルサービスへのアクセス

ローカルサービス ACL (Access Control List) を使用して、カスタムゾーンおよびデフォルトゾーンからファイアウォールの管理サービスへのアクセスを制御できます。

ACL のデフォルトの設定を、以下の表に示します。記載されているゾーンから、各サービスへのアクセスが許可されます。

サービス ゾーン 説明
管理サービス

LAN

Wi‑Fi

HTTPS: TCP ポート 4444

Web 管理コンソールへのアクセスを許可します。

SSH: TCP ポート 22

コマンドラインコンソールへのアクセスを許可します。

認証サービス {rowspan="3"}. 該当なし

AD SSO

指定したゾーンで、Active Directory シングルサインオン (SSO) によるユーザー認証を許可します。

すべてのゾーンで AD SSO をオフにすると、ファイアウォールで Kerberos または NTLM を使用できなくなります。

LAN

Wi‑Fi

キャプティブポータル: TCP ポート 8090

キャプティブポータルをオフにすると、Web フィルタリングやゼロデイ通知などのユーザー通知が表示されなくなります。

RADIUS SSO

クライアント: UDP ポート 6060

指定したゾーンのユーザーに、STAS または Synchronized User ID 認証の使用を許可します。

該当なし

Chromebook SSO

指定したゾーンでのユーザーおよびクライアント認証を許可します。

ネットワークサービス

LAN

WAN

Wi‑Fi

Ping/Ping6

ファイアウォールの WAN IP アドレスへの Ping リクエストを許可します。

LAN

Wi‑Fi

DNS

ファイアウォールが DNS サーバーである場合に、DNS 解決リクエストを許可します。

VPN サービス 該当なし

IPsec

指定したゾーンからの IPsec 接続を許可します。

LAN

WAN

DMZ

Wi‑Fi

SSL VPN: TCP ポート 8443

ポートを変更するには、「リモートアクセス VPN > SSL VPN > SSL VPN グローバル設定」に移動します。

このポートを、他のサービスと共有しないことを推奨します。他のサービスに使用すると、WAN からそのサービスへのアクセスをオフにした場合でも、SSL VPN ポート経由で WAN ゾーンからアクセスできる状態になります。

該当なし

VPN ポータルTCP ポート 443

指定したゾーンから VPN ポータルへのユーザーアクセスを許可します。詳細は、VPN ポータルを参照してください。

RED

指定したゾーンから RED サービスへのアクセスを許可します。

その他のサービス 該当なし

ワイヤレスプロテクション

該当ゾーン内のアクセスポイントからファイアウォールへの接続を許可します。

Sophos Central でアクセスポイントを管理する場合は、この設定をオフにしてください。

LAN

Wi‑Fi

Web プロキシ

ポート 3128 で直接プロキシのトラフィックを許可します。

ファイアウォールは、透過プロキシとして動作するだけでなく、デフォルトで直接プロキシとして動作します。直接プロキシのデフォルトポートは 3128 です。「Web > 全般設定」でポートを変更できます。

LAN

ユーザーポータル: TCP ポート 4443

このゾーンからユーザーポータルへのアクセスを許可します。

WAN ゾーンからユーザーポータルへのアクセスを許可すると、セキュリティが低下します。

該当なし

ダイナミックルーティング

選択したゾーンで、ダイナミックルーティングの更新情報を送受信できます。

LAN

Wi‑Fi

SMTP リレー

これらのゾーンのホストおよびネットワークが、送受信メール転送エージェントにファイアウォールを使用することを許可します。

LAN

DMZ

VPN

Wi‑Fi

SNMP

SNMP サーバーを配置するゾーンを選択します。