オンラインストレージアプリケーションおよび Web サイトをブロックする
アプリケーションフィルタポリシーおよび Web フィルタポリシーを使用して、オンラインストレージアプリケーションや Web サイトをブロックできます。
シナリオ
ここでは、以下を対象に Google ドライブをブロックする方法を示します。
- すべてのユーザー
- 特定のユーザーとグループ
他のオンラインストレージアプリケーションや Web サイトにも同じ方法を使用できます。
アプリケーションフィルタポリシーの作成
Google ドライブへのアクセスをブロックするアプリケーションフィルターポリシーを作成します。
- 「アプリケーション > アプリケーションフィルタ」に移動します。
- 「追加」をクリックします。
-
次の設定を行います。
設定 値 名前 Block_GoogleDrive
テンプレート すべて許可 -
「保存」をクリックします。
ポリシーにルールを追加する
- 「アプリケーション > アプリケーションフィルタ」に移動します。
- 作成したポリシーを選択します
- 「追加」をクリックします。
- スマートフィルタに
google drive
と入力し、Enter キーを押します。 - 「すべて選択」を選択します。
-
次の設定を行います。
設定 値 アクション 拒否 スケジュール 常時 -
「保存」をクリックして、このルールをポリシーに追加します。
- 「保存」をクリックしてポリシーを保存します。
Web フィルタポリシーを作成する
すべての個人用ストレージの Web サイトをブロックする Web フィルタポリシーを作成します。
- 「Web > ポリシー」に移動します。
- 「ポリシーの追加」をクリックします。
- 「名前」に
BlockPersonalStorage
と入力します。 - 「ルールの追加」をクリックします。
- 「アクティビティ」でドロップダウンリストをクリックし、「すべての Web トラフィック」のチェックを外します。
- 「新しい項目の追加」をクリックします。
- ドロップダウンリストで「Web カテゴリ」を選択します。
- 検索フィールドに
personal
と入力します。 -
リストされたすべての個人カテゴリを選択します。
警告
「すべての Web トラフィック」を選択しないでください。
-
「選択した 4 項目を適用」をクリックします。
- 「アクション」で、ドロップダウンリストから「HTTP をブロックする」と「HTTPS をブロックする」を選択します。
- 「ステータス」で、ルールをオンにします。
- 「保存」をクリックします。
ポリシーをファイアウォールルールに適用する
すべてのユーザーが対象
この例では、アプリケーションフィルタポリシーおよび Web フィルタポリシーをすべてのユーザーに適用します。
- 「ルールとポリシー > ファイアウォールルール」に移動します。
- 「ファイアウォールルールの追加」をクリックした後、「新しいファイアウォールルール」をクリックします。
-
次の設定を行います。
設定 値 ルール名 Block_GoogleDrive
アクション 承認 ファイアウォールトラフィックのログ 選択 ルールの位置 最上位 ルールグループ なし 送信元ゾーン LAN 送信元ネットワークとデバイス 任意 スケジュールされた時間内 常時 宛先ゾーン WAN 宛先ネットワーク 任意 サービス 任意 Web ポリシー BlockPersonalStorage
QUIC プロトコルのブロック 選択 HTTP および復号化した HTTPS をスキャン 選択 Web プロキシでのフィルタリング中に HTTPS を復号化する 選択 アプリケーションの特定・制御 (アプリケーションコントロール) Block_GoogleDrive
-
「リンク NAT ルールの作成」をクリックします。
-
次の設定を行います。
設定 値 ルール名 Block_GoogleDrive
ルールの位置 最上位 変換後の送信元 (SNAT) MASQ -
「保存」をクリックして NAT ルールを保存します。
-
「保存」をクリックしてファイアウォールルールを保存します。
注
Google ドライブをブロックするには、QUIC プロトコルをブロックし、「HTTP および復号化した HTTPS をスキャン」と「Web プロキシでのフィルタリング中に HTTPS を復号化する」をオンにする必要がある場合があります。これらをオンにする場合は、ユーザーデバイスにファイアウォールの SSL 証明書をインストールする必要があります。
特定のユーザーとグループが対象
特定のユーザーやグループにポリシーを適用できます。この例では、アプリケーションフィルタポリシーおよび Web フィルタポリシーを Marketing
というグループに適用します。同じ方法で、ルール内の個々のアプリケーションを適用することもできます。
- 「ルールとポリシー > ファイアウォールルール」に移動します。
- 「ファイアウォールルールの追加」をクリックした後、「新しいファイアウォールルール」をクリックします。
-
次の設定を行います。
設定 値 ルール名 Block_GoogleDrive
アクション 承認 ファイアウォールトラフィックのログ 選択 ルールの位置 最上位 ルールグループ なし 送信元ゾーン LAN 送信元ネットワークとデバイス 任意 スケジュールされた時間内 常時 宛先ゾーン WAN 宛先ネットワーク 任意 サービス 任意 既知のユーザーを一致 選択 ユーザーやグループ Marketing
詳細は、ユーザーをローカルに追加 および グループの追加 を参照してください。
Web ポリシー BlockPersonalStorage
QUIC プロトコルのブロック 選択 HTTP および復号化した HTTPS をスキャン 選択 Web プロキシでのフィルタリング中に HTTPS を復号化する 選択 アプリケーションの特定・制御 (アプリケーションコントロール) Block_GoogleDrive
-
「リンク NAT ルールの作成」をクリックします。
-
次の設定を行います。
設定 値 ルール名 Block_GoogleDrive
ルールの位置 最上位 変換後の送信元 (SNAT) MASQ -
「保存」をクリックして NAT ルールを保存します。
- 「保存」をクリックしてファイアウォールルールを保存します。
その他のリソース