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Sophos XG シリーズのハードウェアアプライアンスは、2025年 3月 31日にサポート終了 (EOL) となります。XG から XGS への移行に関しては、こちらをクリックしてください。

LDAP サーバーの追加

LDAP サーバーを追加するには、以下の手順に従います。

  1. 認証> サーバー」に移動します。
  2. 追加」をクリックします。
  3. サーバーの種類」として「LDAP サーバー」を選択します。
  4. サーバーの設定を以下のように指定します。

    • サーバー名LDAP サーバーの名前。
    • サーバー IP/ドメイン: LDAP サーバーの IP アドレス。
    • バージョン: LDAP のバージョン。「2」または「3」を選択します。

      制限事項

      Google LDAPは、3 のみをサポートしています。

    • 接続のセキュリティ: サーバーの接続セキュリティ。暗号化の使用を推奨します。次のオプションから選択します。

      • プレーンテキスト: ユーザー認証情報を暗号化せずプレーンテキストとして送信します。

        制限事項

        Google LDAP はプレーンテキストをサポートしていません。

      • SSL/TLS: Secure Sockets Layer/Transport Layer Security により接続を暗号化します。

      • STARTTLS: 暗号化されていない接続を、接続プロセスの最中または後に SSL/TLS でラップしてアップグレードします。デフォルトのポートが使用されます。
    • ポート: LDAP 用のカスタムポートを指定するか、または、デフォルト設定をそのまま使用します。

    • 匿名のログイン: LDAP サーバーへの匿名のログインを許可します。ユーザー名とパスワードを指定して、ユーザーをサーバーとバインドするには、この設定をオフにします。

      制限事項

      Google LDAP では 匿名のログインは使用できません。

    • バインドDN: サーバーのユーザー名。LDAP 構文の DN (Distinguished Name) で指定します。例: uid=root,cn=user

    • パスワード: サーバーのパスワード。
    • ベース DN の追加: バインド操作でベース DN を使用します。

      Google LDAP を使用する場合は、「ベース DN の追加」をオフにする必要があります。

    • (オプション) サーバー証明書の検証: 安全な接続の使用時に、外部サーバーで証明書を検証します。

    • (オプション) クライアント証明書: 安全な接続の確立に使用するクライアント証明書。クライアント証明書を管理するには、「証明書」に移動します。

      Google LDAP を使用する場合は、Google によって生成された証明書を使用する必要があります。

    • ベース DN: サーバーのベース DN (Distinguished Name)。ベース DN とは、ディレクトリツリーのルートに対し、ユーザーを指定する基準点です。LDAP 構文の DN (Distinguished Name) で指定します。例: O=Example,OU=RnD。ディレクトリからベース DN を取得するには、「ベース DN の取得」をクリックします。

    • 認証の属性: LDAP ディレクトリ検索の認証の属性。ユーザー認証の属性には、各ユーザーがリモートアクセスサービスなどによって要求されるサインイン名が含まれています。
    • (オプション) 表示名の属性: ユーザーに表示されるサーバー名。
    • (オプション) メールアドレスの属性: ユーザーに表示される、構成済みメールアドレスの別名。

      メールアドレスの属性は、Google LDAP のグループ作成には必須です。

    • グループ名の属性: 構成されているグループ名の別名。この名前がユーザーに表示されます。

    • 有効期限の属性: ユーザーに表示される期限日。この属性はユーザーアカウントの有効な期間を指定します。
  5. 接続のテスト」をクリックし、ユーザー認証情報を検証し、サーバーへの接続を確認します。

  6. 保存をクリックして変更を保存します。