RADIUS サーバーの追加
ここでは、RADIUS サーバーの追加方法を説明します。
- 「認証 > サーバー」の順に選択し、「追加」を選択します。
- 「サーバーの種類」リストから「RADIUS サーバー」を選択します。
- 名前を入力します。
- IP アドレスを入力します。
-
設定を指定します。
設定 説明 認証ポート 認証用のポート。デフォルト値は1812です。 タイムアウト 認証が完了する必要がある時間。
許容範囲: 1~60 秒
利用通信量の計算を有効にする RADIUS サーバーで利用通信量の計算を有効にします。
ユーザーがログオンすると、ファイアウォールは利用通信量計算の開始要求および時刻をサーバーに送信します。また、ユーザーがログオフすると、利用通信量計算の停止要求および時刻を送信します。サポートされているクライアントの種類: Windows クライアント、HTTP クライアント、Linux クライアント、Android、iOS、iOS HTTP クライアント、Android HTTP クライアント、API クライアント。
ファイアウォールがシャットダウンまたは再起動したときは、利用通信量計算の停止メッセージはサーバーに送信されません。
利用通信量ポート ファイアウォールから RADIUS サーバーに利用通信量情報を送信するためのポート番号。デフォルト値は1813です。 共有シークレット クライアントとサーバー間のパスワード (テキスト文字列)。最大 48文字です。 ドメイン名 ユーザーがサインインしたときに、ローカルエントリを
user@domainname
の形式で自動作成します。認証に AD サーバーと RADIUS サーバーの両方を使用する場合は、ドメイン名を指定することを推奨します。(たとえば、AD をプライマリ認証方法として使用し、RADIUS サーバーを VPN や多要素認証に使用する場合などがあります。)
グループ名の属性 構成グループ名の別名。この名前がユーザーに表示されます。 注
ドメイン名が設定されていない場合、RADIUS サーバーはドメイン名のないユーザーを作成します。一方、AD サーバーはドメイン名を使用してユーザーレコードを作成します。したがって、AD サーバーと RADIUS サーバーの両方で認証を行うと、ローカルエントリが重複することになります (例:
user@domainname
). -
「追加設定を有効にする」をクリックして、設定を指定します。
オプション 説明 NAS 識別子 アクセスリクエストの送信元の NAS を特定する文字列 (例: FQDN)。 NAS ポートの種類 ユーザーを認証する NAS の物理ポートの種類。 -
「接続のテスト」をクリックし、ユーザー認証情報を検証し、サーバーへの接続を確認します。
- 「保存」をクリックします。
「認証 > サービス」に移動し、サービス認証に使用するサーバーを選択します。