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Sophos XG シリーズのハードウェアアプライアンスは、2025年 3月 31日にサポート終了 (EOL) となります。XG から XGS への移行に関しては、こちらをクリックしてください。

工場出荷時の設定へのリセット

SFOS またはハードウェアアプライアンスから、ファイアウォールを工場出荷時の設定にリセットできます。

リセットの動作

ファイアウォールを工場出荷時の設定にリセットすると、以下のようになります。

  • カスタム設定のみがリセットされます (独自に作成した IPS シグネチャやその他のカスタムシグネチャなど)。
  • パターンアップデートによって更新されたシグネチャや、レポート、ログはリセットされません。これらをリセットするには、工場出荷時の設定へのリセットを参照してください。
  • セキュアストレージ マスターキー (SSMK) はクリアされません。
  • 現在のファームウェアの設定がリセットされます。現在のファームウェアへの移行元のファームウェアには、関連設定が保持されています。ロールバックすれば、その設定が利用可能になります。

ヒント

ファイアウォールを完全にデフォルトの状態に設定し、カスタム設定、デフォルトのシグネチャ、レポート、およびログを削除するには、ファイアウォールのイメージを再作成する必要があります。詳細は、Sophos Firewall のイメージの再作成を参照してください。

SFOS からファイアウォールをリセットする

次のいずれかの方法で、ファイアウォールを工場出荷時の設定にリセットできます。

アプライアンスのボタンを使ってリセットする

ハードウェアアプライアンスには、背面にリセットボタンがあります。

XG シリーズファイアウォールの背面にあるリセットボタンを押すと、再起動のみが行われます。出荷時の設定にはリセットされません。

XGS 116(w) 以上のモデル

アプライアンスの背面にあるリセットボタンを 10秒以上押してから放します。

XGS 88(w) と XGS 108(w)

XGS 88(w) および XGS 108(w) モデルは、背面のリセットボタンを使うか、リセットボタンとコンソールケーブルを使って、工場出荷時の設定にリセットできます。

デバイスの背面にあるリセットボタンを使用して、ファイアウォールを工場出荷時の設定にリセットするには、次の手順を実行します。

  1. リセットボタンを 3秒以上押してから、放します。
  2. リセットボタンを 21秒間押してから、放します。
  3. ステータス LED が赤で 3回点滅するまでリセットボタンを押し続けます (21秒)。
  4. リセットボタンを放します。

コンソールケーブルでシリアル接続し、リセットボタンを使ってファイアウォールを工場出荷時の設定にリセットするには、次の手順を実行します。

  1. モニタリング用のコンソールケーブルをファイアウォールに接続します。詳細は、工場出荷時の設定へのリセットを参照してください。
  2. リセットボタンを一度押して放すと、ファイアウォールが再起動します。
  3. GRUB ローダーのページがコンソールに表示されるまで待ちます。

    コンソール接続に表示される GRUB ローダー。

  4. コンソールに以下のメッセージが表示されるまで、リセットボタンを押し続けます。

    Hard reset button is pressed, performing default factory reset (ハードリセットボタンが押されました。出荷時設定に初期化しています)
    
  5. リセットボタンを放します。

XGS 87(w) と 107(w)

これらのモデルでは、次の手順を実行します。

  1. リセットボタンを押して放します。
  2. 3秒間、待ちます。
  3. ステータス LED が赤で 3回点滅するまで、リセットボタンを押し続けます。
  4. リセットボタンを放します。