GPO を使用した VPN プロビジョニングファイルのインポート
Active Directory グループポリシーオブジェクト (GPO) からスクリプトを使用して、リモートアクセス VPN プロビジョニングファイル (.pro
) をユーザーのエンドポイント上の Sophos Connect クライアントに自動的にダウンロードし、インポートできます。
Sophos Connect クライアントへのプロビジョニングファイルのインポート
プロビジョニングファイルをダウンロードしてインポートするには、以下の手順に従います。
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「メモ帳」などのテキストエディタで空のファイルを開き、以下のスクリプトを貼り付けます。
@echo off REM Sophos Connect クライアントの自動インポート機能を使用して、.pro ファイルをダウンロードしてインポートします REM scvpn サービスが使用可能になるまで待機します :WAIT2 timeout /t 5 > NUL for /f "tokens=4" %%s in ('sc query scvpn ^| find "STATE"') do if NOT "%%s"=="RUNNING" goto WAIT2 echo Service is now running! REM scvpn サービスが使用可能になりました。中央でホストされた場所から .pro ファイルをダウンロードします。必要な URL とファイル名を入力してください。 powershell -Command "Invoke-WebRequest <full_web_url_where_pro_file_is_hosted> -OutFile download_import_scc.pro" REM 自動インポート機能が動作するように、ダウンロードした .pro ファイルを SCC インポートフォルダにコピーします copy download_import_scc.pro "C:\Program Files (x86)\Sophos\Connect\import\"
注
スクリプトは、エンドポイントの起動後に scvpn サービスが実行されるのを待ちます。そのため、スタートアップアプリで Sophos Connect サービスを停止しないでください。
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ファイルの拡張子を
.bat
にして、保存します。 -
スクリプトを保存したパスを追加するには、次の手順に従います。
- Windows Server で、グループポリシー管理コンソール (GPMC) を開き、 「グループポリシー管理」をクリックします。
- ユーザーのエンドポイントに適用するグループポリシーをクリックし、「コンピュータの構成」をクリックして、「ポリシー」をクリックします。
- 「Windows の設定」で「スクリプト」をクリックし、「スタートアップ」をダブルクリックします。
- 指示に従って
.bat
ファイルを追加します。ローカルグループポリシーエディタを使用した起動スクリプトの操作 を参照してください。
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スクリプトを適用するときは、次のコマンドを実行します:
gpupdate /force
ユーザーがエンドポイントを起動すると、
scvpn
サービスが開始され、スクリプトによって.pro
ファイルがサーバーから Sophos Connect インポートフォルダにダウンロードされます。Sohpos Connect クライアントは、このフォルダから
.pro
ファイルを自動的にインポートし、フォルダからファイルを削除します。次に、.pro
ファイルに設定されているゲートウェイを介して VPN ポータルに接続し、リモートアクセス IPsec 設定および SSL VPN の設定をプルします。