ルーティング情報
RIP、OSPF、OSPFv3、BGP、PIM-SM の各プロトコルを使って、設定したダイナミックルートを確認できます。
この情報に基づき、さらに詳しい設定やデバッグを行うことができます。
RIP
ルート
RIP プロトコルを使って設定したインターフェースのルーティング設定情報およびルーティングテーブルがすべて表示されます。
ステータス
RIP ルーティングプロトコルのプロセスパラメータおよび統計情報を示します。
コードとサブコード | 宛先ルーティング情報の取得方法を表示します。 |
---|---|
コード | R – RIP、C – 接続済み、S – スタティック、O – OSPF、B – BGP、K – カーネルルート。 |
サブコード | (n) – ノーマル、(s) – スタティック、(d) – デフォルト、(r) – 再配布、(i) – インターフェース |
ネットワーク | IP アドレスと宛先のサブネットマスクを指定します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの IP アドレスを指定します。 |
メトリック | 最終的な宛先に到達するまでにパケットが経由しなければならないルーティングデバイス数 (ホップ数) を指定します。 |
送信元 | 宛先に到達するためのメトリック算出基準となるルーター (ルーターの IP アドレス) を示します。直接接続されている場合は「セルフ」と表示されます。 |
タグ | 内部ルート (RIP によって学習) と ERP (External Gateway Protocol) プロトコルによって学習した外部ルートの識別方法を示します。「0」は、ルートにタグが設定されていないことを示します。 |
時間 | RIP テーブルからルーティングエントリが消去されるまでの時間を示します。 |
ルーティングプロトコルはrip です | 使用したルーティングプロトコルを示します。 |
アップデートの送信 | アップデート送信間隔を示します。 |
次の期限 | 次のアップデート送信期限を指定します。 |
次の操作後のタイムアウト | RIP ルートがタイムアウトになるまでの時間を示します。この時間が経過すると、ルートが無効と宣言され、ガベージコレクションの時間が経過するまで、ルーティングテーブルから除外されます。 |
ガベージコレクション | ルートメトリックが「16」に設定されている期間を示します。ガベージコレクションタイマーの有効期限前にルートのアップデートを受信していない場合、「16」のメトリックを含むルートがルーティングテーブルから削除されます。 |
送信用アップデート | 送信用フィルタリングリストが設定されているかどうかを示します。 |
受信用アップデート | 受信用フィルタリングリストが設定されているかどうかを示します。 |
デフォルトの再配布メトリック | 他のルートから再配布されたルートのメトリック。 |
再配布 | 他のプロトコルの再配布についての情報を示します。 |
デフォルトバージョンの制御 | 送受信した RIP パケットのバージョンを示します。 |
インターフェース | RIP 対応のルーティングインターフェースを表示します。 |
送信 | ルーティングインターフェースに送信した RIP パケットのバージョンを示します。バージョンは次のいずれかです: RIP1、RIP2 |
Recv | ルーティングインターフェースで受信した RIP パケットのバージョンを示します。バージョンは次のいずれかです: RIP1、RIP2、両方 |
キーチェーン | インターフェースの認証キーチェーン名を示します (設定されている場合)。 |
ネットワークのルーティング | ルーティングプロセスが現在ルートを挿入しているネットワークを示します。 |
ルーティング情報のソース | ルーティングテーブルの構築に使用するルーティングソースを示します。各ソースには次の情報が表示されます。
|
OSPF
ボーダールーター
ABR (Area Border Router) および ASBR (Autonomous System Boundary Router) への内部 OSPF ルーティングテーブルのエントリについての情報が表示されます。
ルート
内部 OSPF ルーティングテーブルのエントリについての情報を示します。
データベース名
特定ルーターの OSPF データベースサマリーに関連する情報のリストを示します。各リンク状態データベースには、ルーターが接続されているエリア全体からのリンク状態アドバタイズが含まれています。
ネイバー
ピアインターフェース関係に基づくネイバー情報を提供します。
オプション | 説明 |
---|---|
バックアップ | ネイバーがバックアップ専用ルーターであることを示しています。 |
デッドタイム | ネイバーがデッド状態であると仮定する前に、OSPF ネイバーからの Hello メッセージを受信する秒単位の待機時間です。 |
アドレス | ネイバーを含むルーターのインターフェースの IP アドレスを指定します。 |
インターフェース | ネイバーインターフェースの IP アドレスを示します。 |
RXmtL | リンク状態の再転送回数を示します。 |
RqstL | リンク状態のリクエスト回数を示します。 |
DBsmL | リンク状態のサマリー数を示します。 |
インターフェース
OSPF インターフェース情報を示します。
オプション | 説明 |
---|---|
R | ルートの情報が特定のボーダールーターに提供されたことを示します。 |
ネットワークの IP アドレス | 宛先のルーター ID を示します。 |
メトリック | 最終的な宛先に到達するためのコストを指定します。 |
エリア | 送信用インターフェースのエリア識別子を示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを指定します。 |
送信用インターフェース | 宛先に到達するための送信用インターフェースの名前と IP アドレスを示します。 |
N | ネットワークに情報が提供されていることを示します。 |
ネットワークの IP アドレス | 宛先のルーター ID を示します。 |
メトリック | 最終的な宛先に到達するためのコストを指定します。 |
エリア | 送信用インターフェースのエリア識別子を示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを指定します。 |
直接接続済み | ネットワークがインターフェースに直接接続されていることを示します。 |
送信用インターフェース | 宛先に到達するための送信用インターフェースの名前と IP アドレスを示します。 |
リンク ID | ルーターがルートを学習するために使用するリンク状態アドバタイズ ID を示します。言い換えると、リンク状態アドバタイズがルーターについて記述する際の、リンク状態 ID ルーターの OSPF ルーター ID を表しています。 ネットワークを記述するリンク状態アドバタイズには、ネットワークの IP アドレス、または、リンク状態 ID に基づいて生成されたアドレスの、いずれかの形式のリンク状態 ID を使用できます。 |
ADV ルーター | 宛先のアドタイズルーター ID を示します。 |
期間 | LSA が生成されてからの時間を秒単位で示します。 |
Seq# | リンク状態のシーケンス番号 (古いアドバタイズや、重複したアドバタイズを検出します)。 |
CkSum | リンク状態アドバタイズの完全なコンテンツのチェックサム。 |
リンク数 | ルーターで検出されたインターフェースの個数。 |
ネットリンク状態 | DR (専用ルーター) により送信された ネットワーク LSA についての情報を提供します。 |
ルーターリンク状態 | 各ルーターにより送信されたルーター LSA についての情報を提供します。 |
ネットリンク状態のサマリー | ABR から送信されたサマリー LSA に関する情報を示します。 |
ネイバー ID | ネイバールーターの ID を示します。 |
Pri | そのネイバーに割り当てられたルーターの優先度を示します。 |
状態 | ネイバーが作成されてからのルーターとネイバー間のスレッドを示します。次のいずれかの値を持つことができます:
|
インターフェース値 | 物理インターフェースの状態 (稼働中または停止中) を示します。 |
IfIndex | インターフェースのインデックス (IfIndex) の値を示します。これはインターフェースに関連する個有の識別番号です。 |
MTU | インターフェースの MTU (Maximum Transmission Unit) 値を示します。MTU とは、ネットワークが転送可能な物理パケットの最大サイズ (バイト単位) です。連結されているネットワークの MTU サイズが異なる場合、問題になります。MTU 値よりも大きなパケットは、送信前に小さなパケットに分けられます (断片化)。 |
帯域幅 | インターフェースの帯域幅を示します。 |
インターネットアドレス | インターフェースの IP アドレスを示します。 |
ネットワークの種類/IP アドレス | ネットワークの種類と IP アドレスを示します。 |
エリア | エリア識別子の IP アドレスを示します。 |
MTU 不一致検出 | MTU 不一致検出が有効または無効のどちらになっているかを示します。有効になっている場合は、ネイバーシップ構築に参加しているすべてのインターフェースの MTU を照合します。 |
ルーター ID | OSPF プロセスの開始時に選択した OSPF ルーターの識別番号を示します。ルーター ID は OSPF ドメイン内で固有で、OSPF を再起動または手動変更したときのみ変化します。 |
ネットワークの種類 | OSPF インターフェースが接続されているネットワークの種類を示します。ネットワークは次のいずれかの種類に指定できます:
|
コスト | OSPF コストを示します。自動コスト参照の帯域幅 を参照してください。 |
転送遅延 | リンク経由で LSA (Link State Advertisement) をフラッドする前に、OSPF ルーターが待機する時間 (秒) を示します。リンク状態の経過時間にこの値が加算されてから、LSA が転送されます。転送遅延のデフォルト値は 1秒です。 |
状態 | 指定したインターフェースの現在の状態を示します。状態は以下のいずれかです:
|
優先度 | インターフェースルーターの優先度を示します。インターフェースが接続されているネットワーク上で、「DR」や「BDR」の選択をサポートします。 デフォルト: 1 優先度の値が 0 のルーターを DR/BDR に選択することはできません。 |
専用ルーター ID | 各ネットワークの専用ルーター ID (DR ID) を示します。 |
バックアップ専用ルーター ID | 各ネットワークのバックアップ専用ルーター ID (BDR ID) を示します。 |
保存された ネットワーク-LSA シーケンス番号 | ネットワークのリンク状態のシーケンス番号を示します。SPF (Shortest Path First) の算出に使用されます。 |
マルチキャストグループのメンバーシップ | ルーターが所属しているマルチキャストグループを示します。 |
構成された時間の間隔 | 次の OSPF タイマーの値を表示します:
|
OSPFv3
ボーダールーター
ABR (Area Border Router) および ASBR (Autonomous System Boundary Router) への内部 OSPFv3 ルーティングテーブルのエントリについての情報が表示されます。
ルート
内部 OSPFv3 ルーティングテーブルのエントリについての情報を示します。
データベース
特定ルーターの OSPFv3 データベースサマリーに関連する情報のリストを示します。各リンク状態データベースには、ルーターが接続されているエリア全体からのリンク状態アドバタイズが含まれています。
ネイバー
ピアインターフェース関係に基づくネイバー情報を提供します。
オプション | 説明 |
---|---|
バックアップ | ネイバーがバックアップ専用ルーターであることを示しています。 |
デッドタイム | ネイバーがデッド状態であると仮定する前に、OSPFv3 ネイバーからの Hello メッセージを受信する秒単位の待機時間です。 |
アドレス | ネイバーを含むルーターのインターフェースの IP アドレスを指定します。 |
インターフェース | ネイバーインターフェースの IP アドレスを示します。 |
RXmtL | リンク状態の再転送回数を示します。 |
RqstL | リンク状態のリクエスト回数を示します。 |
DBsmL | リンク状態のサマリー数を示します。 |
インターフェース
OSPF インターフェース情報を示します。
オプション | 説明 |
---|---|
R | ルートの情報が特定のボーダールーターに提供されたことを示します。 |
ネットワークの IP アドレス | 宛先のルーター ID を示します。 |
メトリック | 最終的な宛先に到達するためのコストを指定します。 |
エリア | 送信用インターフェースのエリア識別子を示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを指定します。 |
送信用インターフェース | 宛先に到達するための送信用インターフェースの名前と IP アドレスを示します。 |
N | ネットワークに情報が提供されていることを示します。 |
ネットワークの IP アドレス | 宛先のルーター ID を示します。 |
メトリック | 最終的な宛先に到達するためのコストを指定します。 |
エリア | 送信用インターフェースのエリア識別子を示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを指定します。 |
直接接続済み | ネットワークがインターフェースに直接接続されていることを示します。 |
送信用インターフェース | 宛先に到達するための送信用インターフェースの名前と IP アドレスを示します。 |
リンク ID | ルーターがルートを学習するために使用するリンク状態アドバタイズ ID を示します。言い換えると、リンク状態アドバタイズがルーターについて記述する際の、リンク状態 ID ルーターの OSPFv3 ルーター ID を表しています。 ネットワークを記述するリンク状態アドバタイズには、ネットワークの IP アドレス、または、リンク状態 ID に基づいて生成されたアドレスの、いずれかの形式のリンク状態 ID を使用できます。 |
ADV ルーター | 宛先のアドタイズルーター ID を示します。 |
期間 | LSA が生成されてからの時間を秒単位で示します。 |
Seq# | リンク状態のシーケンス番号 (古いアドバタイズや、重複したアドバタイズを検出します)。 |
CkSum | リンク状態アドバタイズの完全なコンテンツのチェックサム。 |
リンク数 | ルーターで検出されたインターフェースの個数。 |
ネットリンク状態 | DR (専用ルーター) により送信された ネットワーク LSA についての情報を提供します。 |
ルーターリンク状態 | 各ルーターにより送信されたルーター LSA についての情報を提供します。 |
ネットリンク状態のサマリー | ABR から送信されたサマリー LSA に関する情報を示します。 |
ネイバー ID | ネイバールーターの ID を示します。 |
Pri | そのネイバーに割り当てられたルーターの優先度を示します。 |
状態 | ネイバーが作成されてからのルーターとネイバー間のスレッドを示します。次のいずれかの値を持つことができます:
|
インターフェース値 | 物理インターフェースの状態 (稼働中または停止中) を示します。 |
IfIndex | インターフェースのインデックス (IfIndex) の値を示します。これはインターフェースに関連する個有の識別番号です。 |
MTU | インターフェースの MTU (Maximum Transmission Unit) 値を示します。MTU とは、ネットワークが転送可能な物理パケットの最大サイズ (バイト単位) です。連結されているネットワークの MTU サイズが異なる場合、問題になります。MTU 値よりも大きなパケットは、送信前に小さなパケットに分けられます (断片化)。 |
帯域幅 | インターフェースの帯域幅を示します。 |
インターネットアドレス | インターフェースの IP アドレスを示します。 |
ネットワークの種類/IP アドレス | ネットワークの種類と IP アドレスを示します。 |
インスタンス ID | OSPFv3 インスタンスに設定された ID です。 |
エリア | エリア識別子の IP アドレスを示します。 |
MTU 不一致検出 | MTU 不一致検出が有効または無効のどちらになっているかを示します。有効になっている場合は、ネイバーシップ構築に参加しているすべてのインターフェースの MTU を照合します。 |
ルーター ID | OSPFv3 プロセスの開始時に選択した OSPFv3 ルーターの識別番号を示します。ルーター ID は OSPFv3 ドメイン内で固有で、OSPFv3 を再起動または手動変更したときのみ変化します。 |
ネットワークの種類 | OSPFv3 インターフェースが接続されているネットワークの種類を示します。ネットワークは次のいずれかの種類に指定できます:
|
コスト | OSPFv3 コストを表示します。自動コスト参照の帯域幅 を参照してください。 |
転送遅延 | リンク経由で LSA (Link State Advertisement) をフラッドする前に、OSPFv3 ルーターが待機する時間 (秒) を示します。リンク状態の経過時間にこの値が加算されてから、LSA が転送されます。転送遅延のデフォルト値は 1秒です。 |
状態 | 指定したインターフェースの現在の状態を示します。状態は以下のいずれかです:
|
優先度 | インターフェースルーターの優先度を示します。インターフェースが接続されているネットワーク上で、「DR」や「BDR」の選択をサポートします。 デフォルト: 1 優先度の値が 0 のルーターを DR/BDR に選択することはできません。 |
専用ルーター ID | 各ネットワークの専用ルーター ID (DR ID) を示します。 |
バックアップ専用ルーター ID | 各ネットワークのバックアップ専用ルーター ID (BDR ID) を示します。 |
保存された ネットワーク-LSA シーケンス番号 | ネットワークのリンク状態のシーケンス番号を示します。SPF (Shortest Path First) の算出に使用されます。 |
マルチキャストグループのメンバーシップ | ルーターが所属しているマルチキャストグループを示します。 |
構成された時間の間隔 | 次の OSPFv3 タイマーの値を表示します。
|
BGP-IPv4 および BGP-IPv6
IPv4 および IPv6 BGP の詳細については、それぞれ対応する項を参照してください。
ネイバー
BGP とピア接続についての情報、そのピアへの/からアドバタイズされているルート数/ネイバー数を表示します。
ルート
BGP プロトコルを使用して構成されたインターフェースの全体的なルーティング構成情報とルーティングテーブルを表示します。
最後に
BGP ネイバーへのすべての接続のパス、プレフィックス、属性情報のような、すべての BGP 接続状態の詳細を表示します。
オプション | 説明 |
---|---|
BGP ネイバー | BGP ネイバーの IP アドレスを示します。 |
リモート AS | ネイバールーターの AS 番号を示します。 |
ローカル AS | 設定済みのローカル AS (Autonomous Systems) の値を示します。 |
内部/外部リンク | 内部 BGP (iBGP) ネイバーの「内部リンク」と、外部 BGP (eBGP) の@「外部リンク」を示します。 |
BGP バージョン | リモートルーターとの通信に使用する BGP バージョンを示します。 |
リモートルーター ID | ネイバールーターのルーター ID を示します。 |
BGP 状態 | FSM (Finite State Machine) の段階を示します。BGP ルーティングエンジンが行うべき操作と、セッションのネゴシエーションのタイミングを表します。 |
最終読み取り | BGP ルーターがネイバーからメッセージを最後に受信した時刻を表示します。時刻は HH:MM:SS の形式で示されます。 |
ホールド時間 | ネイバーからメッセージを受信しなくても、ネイバーとのセッションを維持する時間 (秒) を示します。 |
キープアライブ間隔 | BGP ルーターがキープアライブメッセージをネイバーに送信する頻度の時間の間隔を秒単位で表示します。 |
メッセージの統計 | メッセージの統計情報を、メッセージの種類別に示します。
|
アドバタイズ実行間隔の最小時間 | アドバタイズの送信間隔 (秒) を示します。 |
アドレスファミリー用 | IP アドレスファミリーを示します。 |
このネイバーに送信されたコミュニティ属性 | BGP コミュニティの数値を示します。この数値は特定のプレフィックスに割り当てられ、ネイバーにアドバタイズされます。ネイバーはこれに基づき、属性にフィルタを適用するか、変更を加えるかを決定します。 |
承認済みのプレフィックス | BGP ピアセッションに参加可能な、承認済みのプレフィックス数を示します。 |
構成された接続 | TCP および BGP 接続が正常に確立された回数を示します。 |
破棄 | 有効なセッションでエラーや停止が発生した回数を示します。 |
最終リセット | ネイバーと前回確立したセッションが終了してからの経過時間を示します。 |
ローカルホストおよびローカルポート | ローカル BGP ルーターの IP アドレスとポート数を示します。 |
外部ホストおよび外部ポート | ネイバーの IP アドレスと BGP 宛先ポート番号を示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを示します。 |
次の接続タイマー期限 | 次の Hello パケットの BGP ネイバーへの送信期限を指定します。 |
読み取りスレッド | 読み取りスレッドがオンまたはオフのどちらになっているかを示します。 |
書き込みスレッド | 書き込みスレッドがオンまたはオフのどちらになっているかを示します。 |
BGP テーブルバージョン | テーブルバージョン番号を示します。BGP テーブル内で変更を加えると、バージョン番号が更新されます。 |
ローカルルーター ID | ルーターの IP アドレスを示します。 |
状態のコードと元のコード | 宛先ルーティング情報の取得方法を表示します。 状態のコード: 状態のコードはテーブルエントリの状態を示し、テープル内の各行の冒頭に表示されます。状態のコード値は次のいずれかに指定できます: s – 抑制済み、d – ダンプ済み、h – 履歴、* – 有効、> – 最適、i – 内部、r – RIB (Routing Information Base) エラー、S – 状態、R – 削除済み。 元のコード: 元のコードはエントリの起源を示し、テープル内の各行の末尾に表示されます。元のコード値は次のいずれかに指定できます: i – IGP (Interior Gateway Protocol)、e – EGP (Exterior Gateway Protocol)、? – 未完了/明確ではないパス |
ネットワーク | 宛先の IP アドレスとサブネットマスクを示します。 |
ネクストホップ | ネクストホップのルーティングデバイスの管理 IP アドレスを示します。 「0.0.0.0」は、ルーターにネットワークへの非 BGP ルートが含まれていることを示しています。 |
メトリック | 内部 AS のメトリック値を示します。 |
LocPrf | ローカルプリファレンス値を示します。ローカルプリファレンスとは、AS (Autonomous System) が別の AS に到達するために取得するパスを変更する方法の 1 つです。この値によって、ローカルプリファレンスを含むパスに関する情報が AS に示され、最も高いプリファレンスを持つものが優先されます。 |
加重 | 自律システムフィルタ経由で設定されているルート加重を示します。特定の IP アドレスに 2つ以上のパスが存在する場合は、最も加重が大きいパスが選択されます。 |
パス | 宛先ネットワークへの自律システムパスを示します。 |
プレフィックス数の合計 | プレフィックス数/ネットワーク数の合計を示します。 |
BGP ルーター識別子 | BGP ルーターのルーター ID を示します。 |
ローカル AS 番号 | このルーターが所属するローカルの自律システム番号を示します。 |
RIB エントリ | RIB 内のルーティング情報エントリ番号を示します。 |
メモリ | RIB エントリが使用するメモリを示します。 |
ピア | 接続を確立するネイバー数を示します。 |
メモリ | ネイバーエントリが使用するメモリを示します。 |
ネイバー | ネイバーの IP アドレスを示します。 |
V | ネイバーに提供された BGP バージョン番号を示します。 |
LocPrf | ローカルプリファレンス値を示します。ローカルプリファレンスとは、AS (Autonomous System) が別の AS に到達するために取得するパスを変更する方法の 1 つです。ローカルプリファレンス値はローカルプリファレンスを持つパスを AS に示し、最も高いプリファレンスを持つものが優先されます。 |
AS | 自律システム番号を示します。 |
MsgRcvd | ネイバーから受信したメッセージ数を示します。 |
MsgSent | ネイバーに送信したメッセージ数を示します。 |
TblVer | ネイバーに送信された BGP データベースの最新バージョンを示します。 |
InQ | キュー内にある、ネイバーからの処理が保留になっているメッセージ数を示します。 |
OutQ | キュー内にある、ネイバーへの送信が保留になっているメッセージ数を示します。 |
Up/Down | 確立状態を維持している BGP セッションの合計時間を示します。確立状態になっていない場合は、BGP セッションの現在の状態を示します。 |
State/PfxRcd | ネイバーの状態と受信したプレフィックス数を示します。 |
ネイバー数の合計 | ネイバー数の合計を示します。 |
注
maximum-paths ibgp
は、実行中の構成においてデフォルト値の 16 に設定されていない場合にのみ表示されます。
PIM-SM
インターフェースのテーブル
すべての PIM 対応インターフェースと各インターフェースのネイバー情報を表示します。
マルチキャストルートのテーブル
参加したマルチキャストグループの情報を表示します。送信元アドレス、マルチキャストグループアドレス、パケットを受け付ける受信インターフェース、パケットの送信インターフェースのリスト、PIM タイマー、フラグビットなどが含まれます。
RP セット
RP セット情報 (グループから RP へのマッピングコレクション) を示します。この情報は、マルチキャストグループの RP を決定するために使用され、PIM ルーターにより維持されます。