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Web カテゴリの帯域幅を制限する

トラフィックシェーピングポリシーを適用し、Web サイトに帯域幅を保証することができます。

ここでは、次の Web サイトに帯域幅の制限を適用する例を取り上げます。example.com
次の手順を実行します。

  • トラフィックシェーピングポリシーの作成。
  • カスタム Web カテゴリを作成し、トラフィックシェーピングポリシーをそれに割り当てます。
  • この Web サイトのルールを使用して Web ポリシーを作成します。
  • Web ポリシーをファイアウォールルールに追加し、トラフィックシェーピングを適用します。

トラフィックシェーピングポリシーを作成して、Web サイトの帯域幅を制限する

以下に例を示します。

  1. システムサービス > トラフィックシェーピング」に移動し、「追加」をクリックします。

    トラフィックシェーピングの設定へのアクセス方法。

  2. 名前を入力します。

  3. ポリシーの関連付け」を「Web カテゴリ」に設定します。
  4. ルールの種類」を「制限帯域」に設定します。
  5. 優先度」を「1」に設定します。
  6. アップロード / ダウンロードの上限を個別に設定する」を「無効」に設定します。
  7. 制限帯域」に次のように入力します: 10000
    これは、Web サイトが使用できる最大帯域幅です。
  8. 帯域使用方法の種類」を「共有」に設定します。
    このポリシーを割り当てるすべてのアプリケーションおよびアプリケーションカテゴリは、保証された帯域幅を共有します。
  9. 保存」をクリックします。

    次に例を示します。

    Web カテゴリのトラフィックシェーピングの設定。

カスタム Web カテゴリを作成する

次に、設定例を示します。

  1. Web > カテゴリ」に移動します。
  2. 追加」をクリックします。
  3. 名前を入力します。
  4. 分類」を「生産性」に設定します。
  5. 作成したトラフィックシェーピングポリシーを選択します。
  6. カテゴリの設定」を「ローカル」に設定します。
  7. ドメイン / キーワード」で、以下を行います。
    1. ドメインには、「www.example.com」と入力し、プラスボタン (+) をクリックします。
    2. キーワードには「example」と入力し、プラスボタン (+) をクリックします。
  8. 保存」をクリックします。

    次に例を示します。

    カスタム Web カテゴリの設定例。

Web ポリシーの追加

以下に例を示します。

  1. Web > ポリシー」に移動します。
  2. 当該 Web ポリシーのとなりにある編集ボタンをクリックします。
  3. 追加」をクリックし て、Web ポリシールールを追加します。
  4. アクティビティ」でフィールドをクリックし、「次のみを表示」をクリックします。
  5. Web カテゴリ」を選択し、作成したサンプルカテゴリを選択して、「選択した項目を適用」をクリックします。

    次に例を示します。

    Web ポリシールールの例。

  6. 保存」をクリックします。

ファイアウォールルールで Web ポリシーとトラフィックシェーピングを選択する

既存のファイアウォールルールを編集するには、以下の手順に従います。

  1. ルールとポリシー > ファイアウォールルール」に移動します。
  2. シェーピング対象のトラフィックに現在適用されているファイアウォールルールをクリックします。
  3. セキュリティ機能」セクションに移動し、「Web フィルタリング」をクリックします。
  4. Web カテゴリベースのトラフィックシェーピングの適用」をクリックします。
    カテゴリを追加した Web ポリシーは、すでにファイアウォールルールに追加されています。

    次に例を示します。

    セキュリティ機能の設定例。

  5. 保存」をクリックします。

その他のリソース