NDR Essentials の設定
NDR Essentials では、ファイアウォールを通過するトラフィックを機械学習を使って分析し、IoC (不正のインジケータ) を検出します。NDR Essentials で検出する IoC の種類は、IP アドレスとドメインです。また、IoC に脅威スコアを割り当て、ログに記録します。
必要条件
要件は次のとおりです。
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XGS デバイスが必要です。
XGS シリーズのすべてのファイアウォール (Gen.1、Gen.2 を含む) でご利用いただけます。
注
NDR Essentials は、次の形式には対応していません。
- クラウド、仮想、ソフトウェアアプライアンス。これらのファイアウォールには、この機能は表示されません。
- アクティブ-アクティブ HA。この機能はグレー表示されます。
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Xstream Protection Bundle ライセンスが必要です。
- NDR Essentials によって検出された IoC をログに記録するには、ファイアウォールルール、DNS、IPS、および復号化機能を設定しておく必要があります。詳細は、脅威フィードのためのファイアウォールの設定を参照してください。
サマリー
ページ上部のサマリーウィジェットには、監視対象のトラフィックフローの数と、NDR Essentials で特定された一意の IoC の総数が脅威スコア別に表示されます。
NDR Essentials では、最初の接続情報に基づき IoC を特定します。それを受け、ファイアウォールが IoC をリストに追加します。ファイアウォールは、リスト内の IoC について、ログの生成、通知の送信を行います。また、その IoC に関連する後続のネットワークトラフィックが見つかった場合にレポートを生成します。
NDR Essentials の設定
ファイアウォールで、NDR Essentials をオンにして、ログや除外の設定を行えます。
次の手順を実行します。
- 「NDR Essentials」をオンにします。
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「インターフェース」でインターフェースを追加します。このインターフェースを通過するトラフィックが、IoC の検出対象になります。
次の手順を実行します。
- 「新しい項目の追加」をクリックします。
- インターフェースを選択します。
- 「選択した項目を適用」をクリックします。主なインターネットトラフィックが通過するインターフェースや、C2 (コマンドアンドコントロール) サーバーと通信するリスクがあるインターフェースを選択することを推奨します。たとえば、外部リソースへの LAN 要求が通過するインターフェースを選択します。
詳細は、インターフェースを参照してください。
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「最小脅威スコア」を選択します。このスコア以上の脅威が検出対象となり、ログに記録されます。
デフォルトの設定は、「リスク - 高 (スコア 9、10) - 推奨」です。
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「アクション」は「脅威をログに出力」に設定されています (NDR Essentials で可能なアクションは、現時点では脅威の検出およびログへの出力のみとなります)。「システムサービス > ログ設定」に移動し、「アクティブな脅威対応」のログが有効になっていることを確認してください。
ログの詳細については、ログ設定を参照してください。
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「適用」をクリックします。
ヒント
IoC をブロックするファイアウォールルールを作成できます。「宛先ネットワーク」に IoC を追加してください。詳細は、IoC をブロックするを参照してください。
注
保存できる IoC の数は、アプライアンスのサイズによって異なります。大容量のアプライアンスでは、より多くの IoC を保存できます。
インターフェース
LAN ゾーンまたは DMZ ゾーンに属する以下の種類のネットワークインターフェースを選択できます。
- 物理インターフェース
- 物理インターフェイス上の VLAN
- リンクアグリゲーショングループ (LAG)
- ブリッジインターフェースメンバー
注
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インターフェースを追加しないと、新たな IoC は特定されません。ただし、ファイアウォールは NDR で既に検出済みの IoC に基づき、アクションを実行します。
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ゾーンからインターフェースのバインドを解除すると、そのインターフェースは NDR Essentials の監視対象インターフェースリストから除外されます。
注
以下のインターフェースは NDR Essentials ではサポートされていません。
- RED インターフェイス
- XFRM インターフェイス
- VLAN over LAG
- ブリッジを介した VLAN
- 管理専用インターフェース
主なインターネットトラフィックが通過するインターフェースや、C2 (コマンドアンドコントロール) サーバーと通信するリスクがあるインターフェースを選択してください。たとえば、外部リソースへの LAN 要求が通過するインターフェースを選択します。
ネットワークインフラストラクチャ全体ではなく、主要なインターフェースのみを監視することで、脅威をより効果的に特定して対応することが可能となります。
インターフェースリストには WAN インターフェースは表示されません。IoC を特定するために、ファイアウォールはトラフィックの片側のみを監視する必要があります。
注
NDR は、LAN、DMZ、およびカスタムゾーンでのみサポートされます。WAN および Wi‑Fiゾーンではサポートされません。
IoC をブロックする
ファイアウォールルールを作成して、NDR Essentials で特定された IP アドレスやドメインをブロックできます。
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NDR によって特定された IoC を見つけます。次の手順を実行します。
- SSH を使用して、ファイアウォールのバックエンドに IP アドレスで接続します。
5と入力し、続けて3と入力して、Advanced Shell にアクセスします。cd /content/ndrと入力して、NDR フォルダに移動します。cat threatfeed.jsonと入力して、脅威フィードファイルを開きます。
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特定された各 IoC に対して IP または FQDN ホストを作成します。
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IoC をブロックするファイアウォールルールを作成します。
IoC に対応する IP または FQDN ホストを、宛先に設定してください。
脅威の除外を追加
アクティブな脅威対応のスキャンから、特定の送信元または宛先のトラフィックを除外できます。
除外項目を追加するには、ページ上部のメニューに移動し、「脅威の除外を追加」をクリックします。
詳細は、脅威の除外を追加を参照してください。
脅威インジケータ
脅威フィード内の個々の IoC を表示、検索するには、ページ上部のメニューの下の脅威インジケータをクリックします。IoC 名、脅威スコア、脅威名を確認できます。IP アドレスまたはドメイン名で IoC を検索できます。また、文字列を指定して IoC を検索することもできます。たとえば、「100」と指定して検索すると、「100」という文字列を含む IoC が表示されます。
ログ
ログを表示するには、ページ上部のメニューから「ログ」をクリックします。詳細は、アクティブ脅威対応のログとアラートを参照してください。