sFlow
Sophos Firewall の sFlow で、抽出パケットデータを使ってネットワークトラフィックを監視、分析できます。これらのデータは、ネットワークのトラブルシューティングや、容量計画、セキュリティ監視において有益な情報となります。
sFlow コレクタとして設定するホストと、監視対象のファイアウォールのハードウェアインターフェースを指定する必要があります。指定したインターフェースに関連するエイリアスや VLAN を含め、すべてのサブインターフェースが監視されます。sFlow を有効にすると、ファイアウォールの sFlow エージェントがパケットを抽出し、統計データを定期的に収集して、sFlow コレクタに転送します。sFlow コレクタで、sFlowTrend などのネットワーク分析ツールを使ってデータを表示できます。
sFlow の動作
ファイアウォールで sFlow を有効にしたときの動作は以下のとおりです。
- ファイアウォールのハードウェアインターフェース IP アドレスのうちの 1つが、sFlow エージェントの IP アドレスとして使用されます。
- sFlow を有効にすると、監視対象のインターフェースの Fast Path が無効になります。
- HA クラスタの場合、sFlow エージェントは常にプライマリデバイスで実行されます。
警告
エージェントからコレクタへの sFlow トラフィックは暗号化されません。安全なネットワークを通過するようにしてください。
sFlow の設定
ファイアウォールで sFlow を使用するには、次の手順を実行します。
collectorオプションを使って、sFlow コレクタを設定します。monitorオプションを使って、インターフェースと抽出率を指定します。- (オプション)
polling-intervalオプションを使って、デバイスのポーリングを有効にします。 [on|off]オプションを使って、sFlow を有効にします。
Command
system sflow
system sflow show
構文
system sflow
collector [add|delete] ip-address <IP アドレス> [port <1?65535>]
monitor [add|delete] interface-name <名前> [sampling-rate <10?10,000,000>]
polling-interval <30-300>
[on|off]
備考
collector [add|delete] ip-address <IP-address> [port <1–65535>]
: 抽出データの転送先に、sFlow コレクタを追加します。sFlow コレクタとして設定するホストの IP アドレスとポート番号を指定してください。
最大 5つのコレクタを設定できます。各コレクタを設定するため、例に示されているコマンドをそれぞれ実行してください。
ポート番号の範囲:1~65535
デフォルトのポート番号:6343
??? example "例"
sFlow コレクタを追加するには、次のコマンドを入力します。
`system sflow collector add ip-address 192.0.2.10 port 6343`
sFlow コレクタを削除するには、次のコマンドを入力します。
`system sflow collector delete ip-address 192.0.2.10 port 6343`
monitor [add|delete] interface-name <name> [sampling-rate <10–10,000,000>]
: 監視対象のハードウェアインターフェースと、パケットの抽出率を指定します。
抽出率の範囲:10~10,000,000
デフォルトの抽出率:400
??? example "例"
インターフェースを追加するには、次のコマンドを入力します。
`system sflow monitor add interface-name Port1 sampling-rate 1000`
インターフェースを削除するには、次のコマンドを入力します。
`system sflow monitor delete interface-name Port1`
polling-interval <30-300>
: このオプションを使って、ファイアウォールの統計データやインターフェースカウンタを取得 (ポーリング) できます。データの収集頻度を秒単位で設定してください。
ポーリングを無効にするには、ポーリング間隔を 0 に設定してください。
範囲:30~300秒
Default: 60秒
??? example "例"
ポーリングを有効にするには、次のコマンドを入力します。
`system sflow polling-interval 80`
ポーリングを無効にするには、次のコマンドを入力します。
`system sflow polling-interval 0`
[on|off]
: sFlow を有効にして、監視を開始します。
Default: `off`
??? example "例"
sFlow を有効にするには、次のコマンドを入力します。
`system sflow on`
sFlow を無効にするには、次のコマンドを入力します。
`system sflow off`
sflow show
: 現在の sFlow の設定を表示します。
??? example "例"
`system sflow show`