新しいアカウントに移行する前に行うクリーンアップ
1つの Sophos Central アカウントへの移行が完了すると、別のアカウントへの移行が開始される前に、移行ツールは、古い「移行パッケージ」ファイルのクリーンアップを試みます。
クリーンアップが自動的に行われない場合は、次のメッセージが表示されます。手動によるクリーンアップが必要です。
注
リモートのアップデートマネージャに移行パッケージを配布済みの場合も、手動でクリーンアップする必要があります。
クリーンアップを行うには、次の手順を実行します。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
- コンピュータの
MigrationAgent
ディレクトリに移動します。- 32ビット:
C:\Program Files\Sophos\MigrationAgent
- 64ビット:
C:\Program Files (x86)\Sophos\MigrationAgent
- 32ビット:
-
次のコマンドを実行して、クリーンアップを試みます。
SophosMigrationAgent.exe -action cleanup -t file
-
ファイルエクスプローラで、
C:\ProgramData\Sophos\MigrationAgent\Logs
に移動し、MigrationAgent.log
を開きます。 -
ログの下部を参照して、クリーンアップを実行したときに何が起きたかを確認します。次のようなエントリが表示されます。
========== Migration Agent started ========== Invoked with: -action cleanup -t file
-
CIDs
ディレクトリからパッケージを削除する際に発生したエラーを確認します。次に例を示します。例
ERROR Failed to remove C:\ProgramData\Sophos\Update Manager\Update Manager\CIDs\S002\SAVSCFXP\savxp\sav.cfg
-
各
CIDs
ディレクトリに移動し、エラーメッセージに記載されているファイルを削除します。記載されるファイルは次のいずれかです。cmanifest.dat
migration.csv
SophosInstall.exe
RunCloudInstaller.bat
sav.cfg
-
変更を保存するには、エラーメッセージに記載されている CID で、ソフォスの設定ツール
ConfigCID.exe
を実行します。詳細は、ConfigCID.exe を使用して XML 環境設定ファイルを作成する手順を参照してください。