詳細条件の設定
ここにある手順に従って、カスタム コンテンツ コントロール リスト (CCL) 用の詳細条件を設定できます。
制限
- これらの DLP ルールは、メールのデータコントロール ポリシーとは異なります。メールのデータコントロール ポリシーの詳細は、データコントロール ポリシーを参照してください。
- ソフォスサポートでは、カスタム正規表現 DLP ルールの設定はサポートされません。ソフォス プロフェッショナル サービスにお問い合わせください。
詳細条件を設定するには、カスタム CCL の一致条件として、「詳細設定」を選択する必要があります。
詳細条件を設定するには、次の手順を実行します。
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「基準スコア」を設定します。
正規表現のマッチ回数がこの値を超えると、CCL が照合されます。
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「条件式」に Perl 5 正規表現を入力します。
Perl 5 の正規表現の詳細は、Perl の構文 (英語) を参照してください。
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CCL 用の「スコア」を設定します。
これは、正規表現に一致するたびに、コンテンツ コントロール リストの合計スコアに加算される数値です。
「スコア」は、「基準スコア」と一致する必要があります。
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「最大件数」を設定します。
これは、合計スコアとして加算できる正規表現の最大一致件数です。
条件式の「スコア」が 5 で、「最大件数」が 2 の場合、最大 10 が CCL の合計スコアに追加されます。条件式が 3回検出された場合でも、合計スコアに 10 が加算されます。
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「追加」をクリックします。
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必要に応じて、さらに条件式を追加します。
条件式を追加すると、CCL の適用範囲が拡大します。
例
CCL の一致条件は次のとおりです。
- 条件式 A のスコアは 5 で、最大件数は 2 です。
- 条件式 B のスコアは 3 で、最大件数は 1 です。
- 条件式 C のスコアは 1 で、最大件数は 5 です。
次のいずれかの組み合わせが見つかった場合に照合されます。
- 条件式 A に 2回マッチした。
- 条件式 A に 1回マッチし、さらに条件式 B に 1回マッチした。
- 条件式 B に 1回マッチし、さらに条件式 C に 5回マッチした。