お読みになる前に

このガイドは、以下を前提に書かれています。

  • 旧サーバー (移行元サーバー) にインストールされている Sophos Enterprise Console を新サーバー (移行先サーバー) に移行する。
  • 移行元では、Sophos Enterprise Console のすべてのコンポーネント (管理コンソール、管理サーバー、およびデータベース) が 1台のサーバーにインストールされており、稼働可能である。
  • 同じバージョンの Sophos Enterprise Console を他のソフォス製品がインストールされていない移行先サーバーにインストールする。移行先サーバーにソフォス製品/コンポーネントを過去にインストールしたことがある場合や現在インストール済みの場合は、補足 A: 移行先サーバーの準備を参照してください。
  • 新しい ID を持つ移行先サーバーに Sophos Enterprise Console を移行する。
  • ユーザーアカウントを作成する場合は、ネットワーク環境に基づいて作成する。たとえば、ワークグループ環境ではローカルアカウントを作成し、ドメイン環境ではドメインアカウントを作成する。
  • 移行元サーバーや移行先サーバーにカスタムデータベースをインストールする、または使用する場合は、照合順序の設定が一致することを確認する。
    SQL サーバーの照合順序のデフォルト設定は、インストール先コンピュータのロケールによって異なることがあります。
  • Sophos Enterprise Console が、移行元サーバーでデフォルトの場所にインストールされており、移行先サーバーでもデフォルトの場所にインストールする。デフォルト以外の場所の場合、このガイドで指定しているフォルダのパスを適宜変更する必要があります。
  • 移行元サーバーのローカルディスクに Sophos Update Manager (SUM) がインストールされている。ネットワーク上に他の SUM が存在する場合は、そのアップデート元が移行元サーバーのローカル SUM に設定されている。
  • 移行元サーバーと移行先サーバーが同じドメイン内またはワークグループ内にある。
  • 移行元サーバーと移行先サーバーのいずれもドメイン コントローラでない。
  • 移行元サーバーと移行先サーバーの両方に対して、必要な管理者権限がある。
  • 移行プロセスの一環として、移行元サーバーと移行先サーバー間で転送されるファイルはすべて、セキュリティで保護された場所やデバイスを使用して保管・転送される。