補足 A: 移行先サーバーの準備

ソフォス製品を過去にインストールしたことのあるサーバー、または現在インストール済みのサーバーを使用する場合は、ソフォス製品のすべてのコンポーネントを確実にアンインストールした後、次の操作を実行してください。

  1. レジストリ エディタ」を開きます。これには、「スタート ファイル名を指定して実行」の順にクリックし、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
  2. レジストリのバックアップを作成します。
    レジストリのバックアップを作成する方法の詳細は、マイクロソフト社のドキュメントを参照してください。
  3. レジストリ エディタ」ウィンドウで、Sophos というレジストリキーの格納場所を参照します。

    Windows バージョン

    レジストリキーの格納場所

    32ビット

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Sophos

    64ビット

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Sophos

    Sophos というレジストリキーがあれば削除します。「レジストリ エディタ」ウィンドウを閉じます。

  4. Sophos というインストール先フォルダを参照します。

    Windows バージョン

    デフォルトのパス

    32ビット

    C:\Program files\Sophos

    64ビット

    C:\Program files (x86)\Sophos

    このフォルダが存在する場合、そのコンテンツ (すべてのサブフォルダを含みます) のバックアップを作成し、セキュリティで保護されている場所に保存した後、フォルダを削除します。

  5. Sophos という Common Files のインストール先を参照します。

    Windows バージョン

    デフォルトのパス

    32ビット

    C:\Program files\Common Files\Sophos

    64ビット

    C:\Program files (x86)\Common Files\Sophos

    このフォルダが存在する場合、そのコンテンツ (すべてのサブフォルダを含みます) のバックアップを作成し、セキュリティで保護されている場所に保存した後、フォルダを削除します。

  6. データベースのバックアップ先を参照します。(ご利用の SQL Server のバージョンによって変わってきますが) 以下の例のようになります。

    Windows バージョン

    デフォルトのパス

    32ビット

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10.SOPHOS\MSSQL\Backup

    64ビット

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10.SOPHOS\MSSQL\Backup

    このフォルダが存在する場合、そのコンテンツ (すべてのサブフォルダを含みます) のバックアップを作成し、セキュリティで保護されている場所に保存します。Sophos Enterprise Console データベースのバックアップファイル (.bak files) を削除します。

    ファイル名は「SOPHOS」ではじまり、通常 Sophos Enterprise Console のバージョン番号を含みます。各バージョンのコンソールに対応するデータベースのファイル名について、詳細はサポートデータベースの文章 17323 を参照してください。たとえば、Sophos Enterprise Console 5.5.2 のデータベースのバックアップファイルは、次のとおりです。

    • SOPHOS552.bak
    • SOPHOSPATCH52.bak
    • SophosSecurity.bak
  7. データベースのデータの格納場所を参照します。(ご利用の SQL Server のバージョンによって変わってきますが) 以下の例のようになります。

    Windows バージョン

    デフォルトのパス

    32ビット

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10.SOPHOS\MSSQL\DATA

    64ビット

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10.SOPHOS\MSSQL\DATA

    このフォルダが存在する場合、そのコンテンツ (すべてのサブフォルダを含みます) のバックアップを作成し、セキュリティで保護されている場所に保存します。Sophos Enterprise Console のデータベースファイル (.mdf ファイル) およびトランザクションログのファイル (.ldf ファイル) を削除します。

    ファイル名は「SOPHOS」ではじまり、通常 Sophos Enterprise Console のバージョン番号を含みます。各バージョンのコンソールに対応するデータベースのファイル名について、詳細はサポートデータベースの文章 17323 を参照してください。たとえば、Sophos Enterprise Console 5.5.2 のデータベースファイルおよびトランザクションログのファイルは、次のとおりです。

    • SOPHOS552.mdf
    • SOPHOS552_log.ldf
    • SOPHOSPATCH52.mdf
    • SOPHOSPATCH52_log.ldf
    • SophosSecurity.mdf
    • SophosSecurity_log.ldf

これで、移行先サーバーの準備が完了しました。