アップグレードについて
SafeGuard Enterprise 8.0 以降は、最新版の SafeGuard Enterprise に直接アップグレードできます。それより古いバージョンからアップグレードする場合は、まずバージョン 8.0 にアップグレードする必要があります。
アップグレード中、インストール済みの機能やモジュールを変更することはできません。変更が必要な場合は、インストール済みのバージョンのインストーラを再実行して、インストールを変更してください。詳細は、移行についてを参照してください。
問題なく操作を行うには、SafeGuard Enterprise のデータベースのバージョン番号と、SafeGuard Enterprise Server のバージョン番号と、SafeGuard Management Center のバージョン番号が一致している必要があります。また、クライアントのバージョンと同じまたはそれ以降のバージョンである必要があります。より新しいバージョンのクライアント (例: 8.10) を古いバージョンのバックエンドコンポーネント (例: 8.0) で管理することはできません。
最新版の SafeGuard Enterprise へのアップグレードで、アップグレードするコンポーネントは次のとおりです。アップグレードは、次の順に実行してください。
- SafeGuard Management Center (データベースのアップグレードを含みます)
- SafeGuard Enterprise Server と Web Helpdesk
- SafeGuard Enterprise で保護されているエンドポイント
- SafeGuard Enterprise 構成パッケージ
デフォルトで、すべての「File Encryption」ポリシーは、「暗号化の種類」が「ロケーションベース」のポリシーとして変換・処理されます。
注 すべての SafeGuard Enterprise のコンポーネントとエンドポイントをアップグレードしたら、SafeGuard Enterprise で生成した証明書の署名に使用するアルゴリズムを、より安全な「SHA-256」に切り替えることを推奨します。詳細は、自己署名証明書のアルゴリズムの変更を参照してください。