Web Protection

Web Protection は、Web サイトの脅威に対する保護機能を強化します。含まれる機能は次のとおりです。

  • ライブ URL フィルタリング
  • ダウンロードしたコンテンツのスキャン
  • ダウンロードしたファイルのレピュテーションのスキャン

ライブ URL フィルタリング

ライブ URL フィルタリングは、マルウェア感染サイトへのアクセスをブロックします。ソフォスのオンラインデータベースをリアルタイムで照会し、感染サイトかどうかを判定します。

注: ユーザーがアクセスすることで組織が法的責任を問われる可能性がある Web サイトへのアクセスなど、ユーザーにアクセスを許可する Web サイトをより詳細にコントロールする場合は、Web コントロール機能を使用してください。詳細は、Web コントロール ポリシーを参照してください。

コンテンツスキャン

コンテンツスキャンは、インターネット (またはイントラネット) からダウンロードしたデータやファイルを検索し、悪意のあるコンテンツをプロアクティブに検出します。感染サイトデータベースに登録されていないものも含め、コンテンツがホストされている場所に関わらずスキャンを実行できます。

ダウンロードレピュテーション

ダウンロードのレピュテーションは、ファイルの古さ、提供元、発生する頻度、詳細なコンテンツ解析、およびその他の特徴を基に算出されます。

注: ダウンロードレピュテーション機能は、Windows 7 以降のみに対応しています。

ユーザーがレピュテーションの低いファイルまたは不明なファイルをダウンロードしようとすると、デフォルトで警告が表示されます。このようなファイルはダウンロードしないことを推奨します。ファイルの提供元や発行元を信頼する場合は、ファイルのダウンロードを選択してください。選択したアクションとファイルの URL は、検索ログに記録されます。

注: ダウンロードのレピュテーションは、SophosLabs のクラウドデータベースにあるデータに基づいて算出されます。データベースを照会してデータを取得するには、Sophos Live Protection が有効になっている必要があります。(デフォルトで、Sophos Live Protection は有効になっています。)

ダウンロードレピュテーションについて詳細は、サポートデータベースの文章 121319 を参照してください。

Web Protection の設定

デフォルトで、Web Protection は有効になっています。つまり、悪意のある Web サイトへのアクセスはブロックされ、ダウンロードされたコンテンツはスキャンされ、ダウンロードされたファイルのレピュテーションはチェックされます。

Web Protection の設定とその変更方法の詳細は、Web Protection のオプションを設定するを参照してください。

対応している Web ブラウザ

Web Protection は次の Web ブラウザに対応しています。

  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge
  • Google Chrome
  • Firefox (ダウンロードレピュテーションは非対応)
  • Safari (ダウンロードレピュテーションは非対応)
  • Opera

対応していないブラウザ経由でアクセスした Web コンテンツはフィルタされず、ブロックされません。

Web Protection のイベント

悪意のある Web サイトへのアクセスがブロックされるとイベントがログに記録され、 「Web - イベントビューア」またはイベントが発生したエンドポイントコンピュータの「コンピュータの詳細」に表示されます。Web コントロール機能を使用すると、Web Protection のイベントと Web コントロールのイベントの両方が、「Web - イベントユーザー」および「コンピュータの詳細」に表示されます。詳細は、Web のイベントを表示するおよび最新の Web のイベントを表示するを参照してください。