Windows での検索の除外を指定する
標準的な命名規則
Sophos Anti-Virus で、ファイル名やパスは、標準的な命名規則に照合して認証されます。たとえば、フォルダ名にスペース文字を含めることはできますが、スペース文字のみで構成することはできません。
二重拡張子
二重拡張子を持つファイル名は、最終拡張子のみ拡張子として扱われ、それ以外の拡張子はファイル名の一部として扱われます。
MySample.txt.doc = ファイル名 [MySample.txt] + 拡張子 [.doc]
特定のファイル、フォルダ、ドライブの除外
除外の種類 |
説明 |
例 |
コメント |
---|---|---|---|
特定のファイル |
特定のファイルを除外するには、パスとファイル名の両方を指定します。パスには、ドライブ文字やネットワークの共有フォルダ名を含めることができます。 |
C:\Documents\CV.doc \\Server\Users\Documents\CV.doc |
除外が常に正しく適用されるようにするには、ファイル名やフォルダ名を長い名前と短い名前 (8.3 形式) の両方の形式で指定してください。 C:\Program Files\Sophos\Sophos Anti-Virus C:\Progra~1\Sophos\Sophos~1 詳細は、サポートデータベースの文章 13045 を参照してください。 |
特定のファイル名のファイルすべて |
ファイルシステム上にある特定のファイル名のファイルすべてを除外するには、パスなしでファイル名を指定します。 |
spacer.gif |
|
特定のドライブやネットワーク共有フォルダ内のアイテムすべて |
特定のドライブやネットワーク共有フォルダ内のアイテムすべてを除外するには、ドライブ文字やネットワークの共有フォルダ名を指定します。 |
D: \\サーバー名\<共有名>\ |
ネットワーク共有を指定する場合は、共有名の後にバックスラッシュを付けます。 |
特定のフォルダ |
特定のフォルダとそのサブフォルダ内のアイテムすべてを除外するには、ドライブ文字やネットワーク共有フォルダ名を使用してフォルダパスを指定します。 |
D:\Tools\logs\ |
フォルダ名の後にバックスラッシュを入力します。 |
特定のフォルダ名のフォルダすべて |
すべてのドライブやネットワーク共有フォルダにある、特定のフォルダとそのサブフォルダ内のアイテムすべてを除外するには、ドライブ文字やネットワーク共有フォルダ名を使用せずにフォルダパスを指定します。 |
\Tools\logs\ (次のフォルダが除外されます。C:\Tools\logs\、 \\Server\Tools\logs\) |
ドライブ文字やネットワーク共有フォルダ名直前までのパスすべてを指定する必要があります。この例で、\logs\ と指定しても何も除外されません。 |
ワイルドカード文字
ワイルドカード文字「?」、および「*」を使用できます。
ファイル名や拡張子で任意の 1文字を指定するには、ワイルドカード文字「?」を使用します。
ファイル名や拡張子の末尾に使用した場合は、任意の 1文字、または文字のない状態と一致します。たとえば、「file??.txt」は、「file.txt」や「file1.txt」、および「file12.txt」に一致しますが、「file123.txt」には一致しません。
ワイルドカード文字「*」は、ファイル名や拡張子に対して、[ファイル名].*、または *.[拡張子] という形式で使用します。
正:
file.*
*.txt
誤:
file.txt*
file.*txt
特定の文字ではじまる、特定の拡張子のあるファイルを除外することもできます。
file*.txt
上のように指定すると、次のようなファイルが検索から除外されます。
file.txt
file1.txt
file12.txt
file.1.txt
file.12.txt
file12.12.txt
なお、上のように指定しても、次のようなファイルは除外されません。
file.1txt
file.12txt
file.txt1
file.txt12
1file.txt
1file.txt1