データコントロールのルールについて

データコントロールのルールには、検出条件、ルールが一致したときに実行するアクション、および除外するファイルを指定します。

ルールは、独自のものを作成したり、あらかじめ用意されているものを使用できます。複数用意されている定義済みのデータコントロールのルールは、そのまますぐ使うことはもちろん、要件に合わせて設定を変更することもできます。これらのルールはサンプルとして用意されているため、更新されることはありません。

データコントロールのルールは 2種類あります。1つはファイルのマッチルールで、もう 1つはコンテンツルールです。

ファイルのマッチルール

ファイルのマッチルールは、ユーザーが特定のファイル名や種類 (スプレッドシートなど正式なファイルタイプのカテゴリ) のファイルを、特定の場所に転送しようとした場合に実行するアクション (リムーバブル ストレージ デバイスへのデータ転送のブロックなど) を指定します。

データコントロール機能では、150種類以上のファイル形式に対応するファイルタイプが定義されています。今後、時折、新たな対応ファイルタイプが追加される可能性もあります。この場合、新しいファイルタイプは、該当するカテゴリが使用されているすべてのデータコントロールのルールに自動的に追加されます。

正式に定義されていないファイルタイプを認識する場合は、ファイル拡張子を使います。

コンテンツルール

コンテンツルールは、1つ以上のコンテンツコントロールリストを含むルールで、ユーザーがすべてのコンテンツ コントロール リストに一致するデータを、特定の場所に転送しようとした場合に実行するアクションを設定します。